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北朝鮮帰国事業 「壮大な拉致」か「追放」か 中公新書
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北朝鮮帰国事業 「壮大な拉致」か「追放」か 中公新書

菊池嘉晃【著】

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北朝鮮帰国事業 「壮大な拉致」か「追放」か 中公新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2009/11/24
JAN 9784121020291

北朝鮮帰国事業

¥660

商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

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2019/06/06

北朝鮮への帰国事業が生まれた時代背景から始まり、帰国事業の終了までをまとめた一冊。 「8時間働けば生活できる、大学は無料、医療費も無料」などの嘘や甘言にだまされ、多数の人々が北朝鮮に渡った「背景」を知ることができた。普通に考えれば「そんな社会あるわけないだろ」なのだが、イデオロ...

北朝鮮への帰国事業が生まれた時代背景から始まり、帰国事業の終了までをまとめた一冊。 「8時間働けば生活できる、大学は無料、医療費も無料」などの嘘や甘言にだまされ、多数の人々が北朝鮮に渡った「背景」を知ることができた。普通に考えれば「そんな社会あるわけないだろ」なのだが、イデオロギーのために人をだますという「彼ら」の手口のは今も変わらない。

Posted by ブクログ

2013/02/07

かつて北朝鮮に帰国を希望した/希望せざるをえなかった人たちがたくさんいたこと、日本側もこれを好機とばかりに熱心に後押ししたこと、この相乗効果で起こった悲劇の流れがとてもよくわかる。日本人妻の帰国できる日がくることを祈るばかり

Posted by ブクログ

2011/04/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 一九五九年から四半世紀にわたって行われた北朝鮮帰国事業。 「地上の楽園」と宣伝された彼の地に在日コリアン、日本人妻など約一〇万人が渡った。 だが帰国後、彼らは劣悪な生活環境・監視・差別に苦しむ。 本書は、近年公開された史料や証言を基に、南北統一への“活用”を意図した北朝鮮の思惑と、過激な政治分子と貧困層排除を目論んだという「日本策略論」を検証し、どのように事業は行われ、「悲劇」が生まれたかを追う。 [ 目次 ] 序章 問い直される帰国事業 第1章 「在日社会」の激動-戦前~朝鮮戦争 第2章 朝鮮戦争と帰国運動の始まり 第3章 帰国実現の模索 第4章 帰国事業をめぐる攻防 第5章 北朝鮮はなぜ「帰国」を推進したか 第6章 なぜ「未知の祖国」へ渡ったか 第7章 なぜ「帰国」は四半世紀も続いたか 第8章 「虚構の楽園」での悲劇 終章 現在進行形の問題 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

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