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ぼくらの(11) IKKI C
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2009/12/26 |
| JAN | 9784091884909 |
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ぼくらの(11)
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商品レビュー
4.2
34件のお客様レビュー
高校生の時にアニメをみて一気読み期間の今全巻読んだ。人間は死を目前にした時に生きる本当の意味を見つけるのだと感じた。意味は作中の主人公たち同様様々だ。他を顧みず欲のまま生きる弱さを剥き出しにする者もいれば、精神性を深めて他のためにも行動できる強い者もいる。果たして自分はどちらだろ...
高校生の時にアニメをみて一気読み期間の今全巻読んだ。人間は死を目前にした時に生きる本当の意味を見つけるのだと感じた。意味は作中の主人公たち同様様々だ。他を顧みず欲のまま生きる弱さを剥き出しにする者もいれば、精神性を深めて他のためにも行動できる強い者もいる。果たして自分はどちらだろうか。不安定な世相では似たような混乱が起きるかもしれない。大義に固執するのも綺麗事すぎるが、せめて人に迷惑をかけることなく自分の弱さに向き合って人生を全うしたい思わされた。
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平行世界を交えて繰り広げられる死なない地球決め。一戦闘駆動する変わりに、操縦者の命を奪う仕組みはシンプルながらも残酷さを引き出し、命の尊さとその命を持つキャラクターのドラマを作り出すことに成功していた。操縦者の選択肢は“勝って地球を守って死ぬか、負けて地球を失って死ぬか”の2つし...
平行世界を交えて繰り広げられる死なない地球決め。一戦闘駆動する変わりに、操縦者の命を奪う仕組みはシンプルながらも残酷さを引き出し、命の尊さとその命を持つキャラクターのドラマを作り出すことに成功していた。操縦者の選択肢は“勝って地球を守って死ぬか、負けて地球を失って死ぬか”の2つしかなく、それらは地球の存続をかけて戦うスリリングさ、「敗北=滅亡」という重すぎる責任を描くことに繋がっていた。セリフとしては過去に死の授業(今日自分が死んだとして周りの人間、親や友達の反応を経過毎に書き出していく。)をしていたキャラクター(宇白順の育ての父。教師。)が発した「死を考えることがないから、生を考えることもない」、コエムシが宇白順に悟すように言った「痛みを与える苦痛を知ってて痛みを与えるより、痛みを与えられる苦痛を知ってて痛みを与える方がより過酷だ。宇白可奈はそれをした」が印象的だ。ぼくらの命は綺麗で汚くて儚かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
終わった。ぼくらの地球は守られた。ウシロ戦は辛すぎるよ。最後には相応しいかもしれないがきつすぎる。そしてみんないなくなる。彼らの戦いをみんなに知ってほしい。
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