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夜叉桜 弥勒シリーズ 長編時代小説 光文社文庫
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内容紹介 | 『バッテリー』のあさのあつこが描く長編時代シリーズ第2作。江戸の町で女が次々と殺された。木暮信次郎は、小間物問屋主人・清之介の「遠野屋」で、被害者が挿していた簪が売られていたことを知る。因縁ある2人が再び交差したとき、事件の真相とともに女たちの哀しすぎる過去が浮かび上がるのであった。続編『木練柿』もぜひご一緒に。 |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2009/11/09 |
JAN | 9784334746766 |
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商品レビュー
3.9
65件のお客様レビュー
シリーズ2作目。時代小説に衣を借りたミステリー小説。人物描写が長くてくどい。読後感が爽やかではない。言葉と姿形だけでどういった人物かを想像させる文章の方が好み。あまりくどくどしく内面描写をしてほしくない。2点に近い3点。
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弥勒シリーズ第二弾。信次郎は正義感あふれた同心……とは真逆で、常に血に飢えて歪なものを嗅ぎ分ける。主人公は信次郎なのか、あるいは遠野屋か、それとも二人の間に絶妙に入ってくる岡っ引・伊佐治か……3人まとめて主役のような感じで、とても面白いです。女流作家の歴史物が少ないので、長く書き...
弥勒シリーズ第二弾。信次郎は正義感あふれた同心……とは真逆で、常に血に飢えて歪なものを嗅ぎ分ける。主人公は信次郎なのか、あるいは遠野屋か、それとも二人の間に絶妙に入ってくる岡っ引・伊佐治か……3人まとめて主役のような感じで、とても面白いです。女流作家の歴史物が少ないので、長く書き続けてほしい。
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シリーズを通して読むべき作品だったようだ。前作を知らないと分からないことが、読み進めることで想像できるとは言え、少なからずある。また、事件は解決するわりに、主要人物の成り行きが明らかにはならない。それにしても殺された女郎たちが不憫でならない。
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