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2円で刑務所、5億で執行猶予 光文社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2009/10/20 |
JAN | 9784334035303 |
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2円で刑務所、5億で執行猶予
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商品レビュー
4.5
20件のお客様レビュー
内容は著者のこれまでの著書のエッセンスを凝縮したものなので、それらをすでに読んでる人には既知の情報や内容である。 それでも、犯罪に関する間違った常識や神話を批判していく地道な作業は必要だし、それを続ける著者に感心します。 犯罪に関する情報をニュースなどの限られた情報源からしか得...
内容は著者のこれまでの著書のエッセンスを凝縮したものなので、それらをすでに読んでる人には既知の情報や内容である。 それでも、犯罪に関する間違った常識や神話を批判していく地道な作業は必要だし、それを続ける著者に感心します。 犯罪に関する情報をニュースなどの限られた情報源からしか得ていない人には是非読んでほしい本です。 個人的には「法律と科学」(p148〜p168)で述べられている法律家の論理的思考だけではなく、そこに確率的思考で事件を科学的に分析する必要があるという指摘は、(言われてみれば当然なのだが)参考になった。
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『罪を犯した人を排除しないイタリアの挑戦』を読み、 浜井先生の研究分野にとても興味を持った一人です。 上記の本でも触れられている日本の問題点について、 さらに詳しくたくさんのデータを元にまとめられている。 犯罪理論も明瞭に説明されていて非常に分かりやすい。 また、法律家自体の...
『罪を犯した人を排除しないイタリアの挑戦』を読み、 浜井先生の研究分野にとても興味を持った一人です。 上記の本でも触れられている日本の問題点について、 さらに詳しくたくさんのデータを元にまとめられている。 犯罪理論も明瞭に説明されていて非常に分かりやすい。 また、法律家自体の人材についても言及しており、 法科大学院での教育内容に警鐘を鳴らしているのが とても興味深かった(自分も当事者だったので)。 2016.11.9
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
犯罪についての情報というのは、ほとんどの人は「ニュース」に頼っているのが現状。しかし、ニュースでは、一つの事件は伝えるが、定量的なデータを定期的に伝えることは少ない。少年事件が報じられれば、犯罪の低年齢化を心配し、虐待が報じられれば幼児虐待の増加を懸念します。 が、果たして、実際に日本全体としては、どうなのか? それに回答してくれるのがこの本です。 犯罪者の性別、年齢、犯罪者と被害者の関係、それらの統計を解説しています。 加えて、全ての犯罪が裁判になるわけではなく、それどころか、かなりの割合の犯罪は、和解や示談、身元引受人などの条件で裁判には持ち込まれません。持ち込まれたとしても、執行猶予になるものも多く、この結果実際に刑務所に入所する人は、「お金」と「人脈」がない人となります。 このように、凶悪重大犯罪者が多いイメージのある刑務所が、実は知的障害や日本語が話せない外国人、身寄りの無い高齢者などの社会的弱者の最終的な受け皿になっていることなど、この本を読むまではわかりませんでした。 すごーーく面白い!という本ではありませんが、報道だけではわからない日本での犯罪の傾向を知るには非常に良い本です。願わくば、報道も時には、この本のような「俯瞰的」「定量的」な視点で行って欲しいと感じます。
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