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異形の心的現象 統合失調症と文学の表現世界
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異形の心的現象 統合失調症と文学の表現世界

吉本隆明, 森山公夫【著】

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異形の心的現象 統合失調症と文学の表現世界

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 批評社
発売年月日 2009/09/25
JAN 9784826505109

異形の心的現象

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商品レビュー

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2018/05/17
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※このレビューにはネタバレを含みます

ちょっとこれは、タイトルが中身を反映していないのではないかと思った。 対談集なのだが、精神科医が医学的な現象の解釈を素人の思想家に聞くってどうなの? とにかく吉本隆明の教えを請おうとする姿が読んでいてうるさい。 一部の、というか多数の人たちに圧倒的な影響力のある吉本隆明だけど、この本の彼の話は、あっちへ行ったりこっちへ行ったりと、論点が定まらない。 頻繁に同じ話を繰り返すし、テーマからどんどん逸脱するし、大丈夫なの? 解題によると “ここで感心させられることは、氏は一切聴衆に迎合せず、主張すべきことをきちんと主張しており、それが容れられないところでは殴り合いも辞さないという姿勢を示していることです。” とのことですが、そこは感心するポイントなんでしょうか? しかもこの後に続くのが “当時頻発していた学園闘争の要求自体はつまらないものだとか、同じく当時かなり称揚されていた毛沢東思想はつまらないものだとか、ぬけぬけと氏が主張していたことは、今でもわたしの記憶に新しいところです。” 彼が持ち上げられれば持ち上げられるほど、引いていく私。 久々に読む本を間違えたと思いました。 多分これ、吉本隆明ファンブックです。

Posted by ブクログ

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