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マスゴミ崩壊 さらばレガシーメディア

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
発売年月日 | 2009/09/18 |
JAN | 9784594060435 |
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マスゴミ崩壊
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商品レビュー
4.1
16件のお客様レビュー
この著者の言は少々品がないので好みではないが、本書で書かれていることは非常に合理的でスッと腑に落ちた。ファクトもこれだけあれば人を説得するに充分である。(最近朝日新聞が国会答弁のファクトチェックなるものを不定期で始めたが、新聞こそファクトチェックを受けるべきであると、割とまじめに...
この著者の言は少々品がないので好みではないが、本書で書かれていることは非常に合理的でスッと腑に落ちた。ファクトもこれだけあれば人を説得するに充分である。(最近朝日新聞が国会答弁のファクトチェックなるものを不定期で始めたが、新聞こそファクトチェックを受けるべきであると、割とまじめにそう思っている。) 大正期の大阪朝日捏造報道による神戸米騒動の煽動、戦時期の大手紙による戦争翼賛報道(旧毎日の百人斬り競争連載他)など、過去からおかしな選民意識に基づいた世論形成(とう名の人心操作)を繰り返してきたマスコミ業界が、近年遂に読者に愛想を尽かされ、経営まで傾いてきた理由が見事に分析されている。 比較的古い本で地デジ化より前に書かれたものだが、マスコミをめぐる状況は全然変わっていないか、むしろ加速がついて悪化していて、内容は全く古くなっていない。 『消費税増税は日本の将来にとって不可欠だ』と社説でぶち上げておきながら、政治力を発揮しまくって新聞業界だけ増税を免れるダブルスタンダードの姿を見て、本当にこの業界は腐っていると感じていたが、それが政治家とグルになって市場競争を拒否してきた護送船団的ビジネスモデルの延長であるとは考えたことがなかった。消費税についても本書でキッチリ言及されているあたり、慧眼と言わざるを得ない。 かと言ってインターネット報道も著者が言うほど信頼のおけるものではないと感じていて、最近でも無責任なFakeニュースが後を絶たない(ひょっとしてこれもレガシーメディアの印象操作か?)。個人的には市場競争によるマスコミの健全化を期待するのだが、ほぼ10年経っても全く自浄作用も自己改革もない処を見るとダメかも知れない。特に朝日は慰安婦報道や池上問題であれだけの批判を浴びながら、実質何も変わっていない(我が家は20年来の朝日読者だ)。 このままでは信頼できるメディアが日本から消滅し、何も信用できないカオスの未来がやってくるのではないかと真剣に危惧している。 ところでこんな内容の本を出版するなんて扶桑社も懐が深いね。
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本書の内容を読むと「マスコミ業界」のまともな事業モデル分析の本である。しかし本書のテーマ「マスゴミ崩壊」とは、なんとあざとい表題であることか・・・。 「新聞が抱える暗闇」においての新聞業界構造の緻密な分析は、もう誰もが知っている「新聞の部数減」が新聞業界のビジネスモデルを崩壊...
本書の内容を読むと「マスコミ業界」のまともな事業モデル分析の本である。しかし本書のテーマ「マスゴミ崩壊」とは、なんとあざとい表題であることか・・・。 「新聞が抱える暗闇」においての新聞業界構造の緻密な分析は、もう誰もが知っている「新聞の部数減」が新聞業界のビジネスモデルを崩壊寸前にまで追い込んでいることを明らかにしているし、「最後の護送船団」におけるテレビ業界の「電波利権」や「放送免許」問題が、「護送船団」による「談合体質」という閉鎖的な業界慣行を許している実態を詳細に暴き出している。 しかも、そのマスコミの構造が「インターネット」という解放されたメディアの進出により、「全面崩壊」しつつあるという本書の分析は、読んで納得とともに「自由とはいいもんだ」とのカルタシスさえ感じる思いを持った。 読んだ後に、本書の内容は実に評価できる「マスコミ評論」であると思うのだが、同時に本書の評価に戸惑う点は、「マスゴミ崩壊」とのネーミングに「品のなさ」を感じるからかもしれない。 思うに著者のキャラクターは、その「品のなさ」と「向かうところ敵なしの攻撃性」なのだろう。既成の権威に挑戦する「攻撃性」は実にスッキリするが、「品のなさ」はちょっと・・・との思いを持った。
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クロスオーナーシップの一語をwikipediaで調べるだけで日本のマスメディアの恐ろしさがわかります。
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