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フランバーズ屋敷の人びと 新版(1) 愛の旅だち 岩波少年文庫597
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2009/09/16 |
JAN | 9784001145977 |
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フランバーズ屋敷の人びと 新版(1)
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フランバーズ屋敷の人びと 新版(1)
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商品レビュー
3.7
11件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
両親がない12歳の少女クリスチナが、エセックスの伯父の家フランバーズ屋敷に引き取られる。横暴な伯父ラッセルと性格が違う息子たち、マークとウィル。馬と狩猟以外に興味がない一家の中で、乗馬嫌いのウィルは折った足をわざと悪化させてまでも自分の道を切り開こうとする偏屈者だ。クリスチナもまた乗馬と狩猟にのめり込んでいくが、馬ではなく、新技術飛行機に熱中するウィルと共に屋敷を飛び出していく。このときまだ17歳、成人になり、両親の遺産を受け取れるまでにはまだ4年。 20世紀初頭、大戦の兆しが見え始めた時代。主人と奉公人の階級がまだはっきりしていた頃。 有能な使用人のディックの妹バイオレットはマークの子を身籠って解雇、というありがちのエピソードも出てくるが、このバイオレットが純情な村娘というよりなんどかすれっからしっぽい。
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私の生き方は私が決める。 孤児のクリスチナはラッセルおじのフランバーズ屋敷に引き取られた。そこには従兄弟のマークとウィルの兄弟も住む。マークとの結婚が将来にあることを念頭に置き、屋敷にやってきたクリスチナは、馬に熱中するラッセルおじ、乱暴だが力に満ちたマーク、馬よりも飛行機を愛する静かに熱いウィル、そして心優しい馬丁のディックと出会う。フランバーズ屋敷で彼らと交流しながら、クリスチナは成長していく。 狩りのシーン、馬で駆けて行くシーンの爽快さと、それぞれの登場人物のエネルギーがぐいぐいとページをめくらせる。マークが象徴する古い価値観とウィルが象徴する新しい時代への挑戦が効果的。ディックやウィル、そしてマークとの関係に関して鈍いクリスチナが罪深いと思いつつ、とりあえずはウィルを選んだクリスチナの今後が気になります。 個人的にマークは木村昴氏、ウィルは内田悠馬氏で、ディックは田丸篤志氏の声で聞こえてきます。
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粗野で乱暴だが、女たちを惑わす美貌をもつマークか 傷つきやすく繊細で、知性を持ち合わせたウィリアムか 身分違いだが、力強い腕で抱きしめてくれるディックか 心揺れまくり。
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