キャバクラ嬢の作法

酒巻明子【著】

• 販売会社／発売会社: 総合法令出版
• 発売年月日: 2009/09/24
• JAN: 9784862801722

商品レビュー

2021/06/23

キャバ嬢が仕事をする上で守る7箇条。
キャバクラの給与システムと最近のトレンドの流れ。
キャバ嬢からのQ &A。
著者の生い立ち
という4部構成。

仕事をする上でしっかりと相手のことを考えて丁寧に仕事をしましょうと繰り返し説かれております。

2020/11/29

キャバ嬢はきちんと仕事をすれば

お客様に喜ばれてお金も時間も手に入る

最高の職業です、自分の心がけ次第で

どこまでも成長していく

研修で1番伝えたいこと

キャバ嬢になったからにはお金を稼いで欲しい

稼ぐだけでなくどんな仕事でも通用する気遣いを
身に付けて欲しい

素敵な女性になって幸せになってほしい

お客様のニーズを知る

お客様キャバ嬢の心にお金を払う

お客様もキャバ嬢を口説いても落ちないことに
半分は気づいている

女の子の会話や接待による癒しに
お客様をお金を払っている

お客様がキャバ嬢に求めている癒しとは何

簡単に言ってしまえば好みの女の子にモテたい
特別扱いされたいと言うこと

つまりお客様は自分の存在を評価してもらいたい

男性は自分を取り戻すための癒しと言う役割を

女性に求めることが多い生き物

キャバ嬢の仕事はこのニーズを満たすために
存在している

モテたい、特別扱いされたいが
お客様のニーズ

キャバクラは男性が自分を取り戻すための場

俺に気があるんじゃないかと思わせるのはプロ

私たちの仕事はお客様に興味を持つこと

お客様を好きになるのが私たちの仕事の本質

キャバクラは極論を言えば無条件にお客様がモテる
ところですからお金はいっぱい払ってくれるんです

自分に興味を持ってもらうのではなくて

お客様に興味を持ってあげるのが私たちの仕事

常にお客様を中心にしなくてはプロのキャバ嬢
とは言えません

この子俺に気があるんじゃないかとお客様に
思わせるのがプロのキャバ嬢です

この人私のこと好きだなとキャバ嬢自身が優越感に浸っているだけではダメ

褒める事は価値を認めること

男性とは気の多いものでキャバクラに入ったら
大体5人ぐらいはあの子好みかなと言う子が
いるもの

自分から選ばれるように行動するそれには
ともかく褒めること、人は誰でも褒められると
気分が良いですから、お客様の良いところを
探して大げさな位褒めます、お客様は男としても
人間としても褒めて欲しいんです

褒めてあげるのと同じ位重要なのがリアクション
です、とにかく大げさなくらいリアクション
することを心がける

大げさなリアクションで褒める

そうするとお客様はあなたと話すのが

とても楽しくなってくる

褒める事とリアクションを大きくすること

この2つがきちんとできるとこの子は自分に敬意
を払っているなとお客様が自分が高く評価されて
いる、この子は自分の味方だと感じる

褒める、リアクションを大きくする、そして
高く評価するこの3つはキャバ嬢の仕事であり
絶対に身に付けなくてはいけない基本的な三原則

まずは自分からお客様に興味を持つ

キャバ嬢の仕事は褒めるリアクションを大きくする
高く評価するの三原則

好かれたいけど口説かれると困る

キャバクラでは口説かれても本気にしないこと

男性は気の多い生き物ですから

あなた以外の女性例えば他の店の女の子も

同時に口説いていたりするものですですから

あまり深く悩まない

ベテランのキャバ嬢になると口説かれそうだと
思ったら面白いことに変えてしまうなど
そういう状況回避するテクニックを持っている

男性は同時に他の女の子も口説いているもの

浮気をされても優しくあり続けることが大事

自分のシナリオを作る

誘いを断るときは行きたいけど行けない

嘘ではなくニーズに応えていると考える

誘い断る時は行きたいけど行けないと伝える

お客様の夢を壊さないためにも嘘も必要

貝山メールも相手を巻き込む

お客様はメールが届くだけで喜んでいる

営業メールが返事が来なくても気にしない

使命が重なりあなたが他の席で接客をしている間あなたのお客様が他の女の子がもてなすことになるから

キャバクラは自分1人では稼げない、チームを組んで仕事をすることを覚えて、よりレベルの高い仕事をする

喜ばれるまで仕事をする、ありがとうと感謝される
キャバ嬢になる

ある程度の年齢になったら若い子と違ったステージで必要とされる仕事

歳をとると言う事は自分の成長を伴っていれば素敵なこと

年齢にあった別の活躍の場がきちんと用意されている

2011/05/08

（blogからの転載なので文体がちがいます。ご注意）

文字は小さいが、行間が広い。
少しがっかりした気持ちはありながら読み進めたのだが、
この本はわりとしっかりしている。
他のキャバ嬢の本にありがちな「軽い」というイメージが払しょくされている。

この職業で一生食っていくには？というビジョンがあるあたり、しっかりとしている。
「お客さまをよろこばせるためにはどうすればいいか？」という箇所を重点的にかかれている。
著者さんは働くことの意味をしっかりと知っているのだな、と思う。
キャバだって立派な仕事だとこの本を読んで思う。
コミュニケーションの勉強にもなる（対異性の）。

しかし、この本には少し残念なことがある。
著者の生い立ちやインタビューが若干長いことだ。
著者の生い立ちは、たしかに壮絶なものだが、大事なところがそうとうぼかしてかいていあるので
消化不良感が否めない。
中途半端さがあがってしまうのでここは割愛してほしかった。

だが
「父親がいない人でも父親のような存在に会える」と言う言葉は勇気付けられる。

家族のように大切な存在と言うのは
いつか出会えるのだ、という希望をいただくことができた。