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雪の花 小学館文庫
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雪の花 小学館文庫

秋吉理香子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2009/09/03
JAN 9784094084313

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商品レビュー

3.4

12件のお客様レビュー

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2023/12/24

譲ってはいけないこと、忘れてはいけないこと、超えてはいけないこと、見失ってはいけないこと、ないないづくしだ。

Posted by ブクログ

2023/02/17

離婚で離ればなれになった父と娘の絆を描いた「女神の微笑」 会話も多く、テンポ良く物語が流れ、タイトルから想像していた印象とは異なりましたが微笑ましく読める内容でした。 亭主関白でいけすかない夫の前から姿を消した妻 ミステリー要素もあり先が気になった「秘跡」 綿密な計画...

離婚で離ればなれになった父と娘の絆を描いた「女神の微笑」 会話も多く、テンポ良く物語が流れ、タイトルから想像していた印象とは異なりましたが微笑ましく読める内容でした。 亭主関白でいけすかない夫の前から姿を消した妻 ミステリー要素もあり先が気になった「秘跡」 綿密な計画性を持って男を手玉に取る女性を描いた「たねあかし」 最後の「雪の花」はヤフー・ジャパン文学賞受賞の表題作 超短編ですが、その中に人生に翻弄された夫婦の切なさ、希望がくっきりと写し出されています。 どの短編も味わい深く面白かったです。

Posted by ブクログ

2022/12/22

秋吉理香子のデビュー作ということで読んでみた。 「女神の微笑」  人生に必要なものは知恵でも力でも魅力でもなく勇気なのかも。大切なもののために、負けて打ちのめされる恐さにおののきながら、それでも「戦う」と決意したとき、はじめて女神は微笑む。 「秘蹟」  失って初めて大切なもの...

秋吉理香子のデビュー作ということで読んでみた。 「女神の微笑」  人生に必要なものは知恵でも力でも魅力でもなく勇気なのかも。大切なもののために、負けて打ちのめされる恐さにおののきながら、それでも「戦う」と決意したとき、はじめて女神は微笑む。 「秘蹟」  失って初めて大切なものに気づくとはいえ、これは遅すぎる。後悔先に立たず。夫視点の物語だが、妻の心情を想像するとあまりにも悲しすぎる。 「たねあかし」  ここまで計算し尽くした犯人(?)なら、このタイミングで手紙を出すはずがないとは思ったが。これ、男は悪くないのでは。 「雪の花」  デビュー作。これはこれでいいかと。

Posted by ブクログ