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グレート・ギャッツビー 光文社古典新訳文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | ギャッツビーという一人の男がいた。彼は、豪華な邸宅に贅沢な車を持ち、毎晩のように盛大なパーティを開いていた。しかし不思議なことに、招待客の中には彼について正確なことを知るものはいなかった…。やがて、これらはすべてギャッツビーが胸に秘めていた野望の為だということが分かる。彼の野望とは何なのか…。 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2009/09/07 |
| JAN | 9784334751890 |
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グレート・ギャッツビー
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商品レビュー
3.8
70件のお客様レビュー
1920年代におけるアメリカの成金・ギャッツビーの最期を描いた物語。『ノルウェイの森』の主人公が大好きな一冊。個人的には、物語の中身や展開よりも、軽妙洒脱?な文章表現の方に何となく心が惹かれた。
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タイトルが、何となくカッコいいと思いました。でも、何のことやらさっぱり分からず読みはじめました。ただ、GATSBY(ギャツビー)といえば、洗面台に夫のヘアスプレーみたいのを見たような... 読み進めるうちに、ギャッツビーとは人物であることが分かりました。そして生い立ちや、人とな...
タイトルが、何となくカッコいいと思いました。でも、何のことやらさっぱり分からず読みはじめました。ただ、GATSBY(ギャツビー)といえば、洗面台に夫のヘアスプレーみたいのを見たような... 読み進めるうちに、ギャッツビーとは人物であることが分かりました。そして生い立ちや、人となりが分かってくると、かなり謎めいている男。実家はサンフランシスコ。育ちはアメリカ。オックスフォードを出ている。31、2才。人柄は悪くなさそう。 1920年代のアメリカが舞台です。ギャッツビーは元カノであるデイジーの未練(5年も思い続けている)を断ち切れず、盛大なパーティーを開き、彼女を引きつけて取り戻そうとします。その経過を隣人、ニックが語ります。 デイジーの夫、トムは不倫をしている。そんな状況ですから、ギャッツビーの恋心が再燃するのも分からないわけではないですが、デイジーはそんなにいい女性か?と思ったり。1人の女性を巡る男の争いはすさまじかった。 ギャッツビーの蔵書の余白に残されていた、自分のスケジュールと心がけの記載。心に残りました。彼は自分なりの目標をもって、懸命に生きようとしていた。それなのに... アメリカンドリームと相反する、彼の最期は悲しすぎる。 冒頭の、ニックが父に言われた言葉 「人のことをあれこれ言いたくなったら、ちょっと考えてみるがいい。この世の中、みんながみんな恵まれてるわけじゃなかろう」 お父さん、いいこと言うなあ。ホントその通りだ! 村上春樹訳も気になるところですが、本書の小川高義訳は、短文で読みやすかったです。
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この小説は村上春樹が人生で最も影響を受けたものらしく、いつか自分の手で翻訳したいと目標にしてきたということだ。 あとがきには、原作(英文)の文章の素晴らしさがまだ日本の読者の中で正当な評価を得ていないとの思いと、自分が四十年以上にわたってこの小説を宝玉のようにいつくしんできた理由...
この小説は村上春樹が人生で最も影響を受けたものらしく、いつか自分の手で翻訳したいと目標にしてきたということだ。 あとがきには、原作(英文)の文章の素晴らしさがまだ日本の読者の中で正当な評価を得ていないとの思いと、自分が四十年以上にわたってこの小説を宝玉のようにいつくしんできた理由を少しでも理解し、読者のみなさんと温かくわかちあい たい、との思いが綴られている。 私は、さして村上春樹の小説を読んでいるわけでもないが、この小説は私の好みになかなか合うものだった。 訳者の言うとおり、原作を読んでいないながらも、冒頭と結末の部分は名文だろうと思う。 本屋さんで立ち読みした冒頭部分ですぐに引き込まれ購入したのだから。 このタイトルになっているギャッツビーという人物が語られる形で物語は進んでいく。 彼は何年もの間、一人の女性を胸に抱いて、ようやく彼女のそばに辿りつくのだけれど…。 ストーリー自体は特に面白い、というわけではないが、人物描写が優れていて引き込まれる。 そして、静かな雰囲気を底流にたたえながら、全体的には流れるようにテンポよく進んでいく。 ギャッツビーの人生は数奇なものであり、どんちゃん騒ぎのパーティーや豪華な暮らしぶりがよけいに 彼の孤独や寂しさを浮き彫りにさせるようだ。もっともそれを象徴しているのは彼の最後だろう。 過去と向き合いながら、どう前へ進んでいくのか。過去の記憶は長い間自分の中で抱き続ける過程で、 自分の都合のいいように変形していくものなのかもしれない。 そして、自分の抱いた理想の過去に戻ろうとしたって、それは出来るはずもなく、 現在を過去と同じ状況に変えることもできない。 そんなことを考えさせられ、最後の結末部分が心に残る。 『だからこそ我々は、前へ前へと進み続けるのだ。流れに立ち向かうボートのように、 絶え間なく過去へと押し戻されながらも。』
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