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歴史は「べき乗則」で動く 種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学 「数理を愉しむ」シリーズ ハヤカワ文庫NF
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歴史は「べき乗則」で動く 種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学 「数理を愉しむ」シリーズ ハヤカワ文庫NF

マークブキャナン【著】, 水谷淳【訳】

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歴史は「べき乗則」で動く 種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学 「数理を愉しむ」シリーズ ハヤカワ文庫NF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2009/08/25
JAN 9784150503581

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歴史は「べき乗則」で動く 種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学

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3.8

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2024/12/12

歴史は「べき乗則」で動く 数理を愉しむ 著:マーク・ブキャナン 訳:水谷 淳 ハヤカワ文庫 NF358 現代自然科学に立ちふさがる超難問、それが、複雑系である。 本書は、その中で、べき(乗)分布に従う事象を扱う 「歴史とは、決して繰り返されることのない事柄についての科学であ...

歴史は「べき乗則」で動く 数理を愉しむ 著:マーク・ブキャナン 訳:水谷 淳 ハヤカワ文庫 NF358 現代自然科学に立ちふさがる超難問、それが、複雑系である。 本書は、その中で、べき(乗)分布に従う事象を扱う 「歴史とは、決して繰り返されることのない事柄についての科学である」 ポール・ヴァレリー 悲惨な戦争、大地震、山火事、株の大暴落、生物の大量絶滅、これらは一見何の関係も無いように見える しかし、それらは、数学的には1つの共通したモデルと見なされる。そう、それは、べき分布を描いていることなのだ 多数の因果関係があるのかないのかがわからないような要素をもち、何が原因なのかも、はっきりとはわかっていないことも、共通点です。 複雑系の世界で、臨界点に達すると、それらはたちまち大崩壊をおこしてしまう。 砂粒を1つづつ落としていき、山が崩れるモデルも、このべき分布にしたがっている。 これらに共通することは、また、次にどうなるのかが予測がつかないことでもある。 一見、なんの変哲もない些細な変化が、あとあとに大きな変動の原因になっている、これをバタフライ効果という カタストロフ、カオス、フラクタルなどといわれている複雑系の現象の1つなのです Amazonでおなじみのロングテールも、べき分布の典型例の1つである 「歴史とは偉人たちの伝記である」トーマス・カーライル しかし、歴史とは、個人が左右できるべき代物ではない 歴史とは単純なもので、個人の力など限定的にすぎない。 構造が単純にもかかわらず、予測できないことも告げている。 自然科学は、複雑系という1つの壁の前にいるのである。 目次 謝辞 第1章 なぜ世界は予期せぬ大激変に見舞われるのか 第2章 地震には「前兆」も「周期」もない 第3章 地震の規模と頻度の驚くべき関係―べき乗則の発見 第4章 べき乗則は自然界にあまねく宿る 第5章 最初の地滑りが運命の分かれ道―地震と臨界状態 第6章 世界は見た目よりも単純で、細部は重要ではない 第7章 防火対策を講じるほど山火事は大きくなる 第8章 大量絶滅は特別な出来事ではない 第9章 臨界状態へと自己組織化する生物ネットワーク 第10章 なぜ金融市場は暴落するのか―人間社会もべき乗則に従う 第11章 では、個人の自由意志はどうなるのか 第12章 科学は地続きに「進歩」するのではない 第13章 「学説ネットワークの雪崩」としての科学革命 第14章 「クレオパトラの鼻」が歴史を変えるのか 第15章 歴史物理学の可能性 訳者あとがき 解説/増田直紀 原注 ISBN:9784150503581 出版社:早川書房 判型:文庫 ページ数:387ページ 定価:860円(本体) 2009年08月25日発行 2010年12月15日四刷

Posted by ブクログ

2023/11/24

図書館で借りた。 タイトルを見て、「歴史学の新しい切り口を拓いた本かな?」と思い借りてみたが、複雑科学系の本だった。よく調べてから予約すればよかったのだが…、空振り。 解説の文を借りれば、統計物理学の視点から語った啓蒙書で、複雑系やフラクタルに関連しているジャンルだ。科学の本とし...

図書館で借りた。 タイトルを見て、「歴史学の新しい切り口を拓いた本かな?」と思い借りてみたが、複雑科学系の本だった。よく調べてから予約すればよかったのだが…、空振り。 解説の文を借りれば、統計物理学の視点から語った啓蒙書で、複雑系やフラクタルに関連しているジャンルだ。科学の本としては、積極的に歴史を語っているが、人文科学の歴史書と思って読むとちんぷんかんぷんなので注意したい。

Posted by ブクログ

2023/04/01

歴史はべき乗則で動く  マークブキャナン 早川 種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系化学 いきなりテロリストによる オーストリア皇太子暗殺の場面から始まり 世界大戦の話へと入り込む まるで文学作品のように 文章のキレが良く惹き込まれてしまう

Posted by ブクログ