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銃口(下) 角川文庫

三浦綾子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2009/08/24
JAN 9784041437261

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商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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2023/08/11

治安維持法による数ヶ月の拘束。釈放後の保護監察による監視、赤紙による召集により満州関東軍へ、軍隊内の暴力、敗戦と帰国など、暗い展開のなか、主人公の周りには、人の心を持った善人が多くいる。 ストーリー展開されるので、大戦の年譜が頭に入りやすい。 1941.12真珠湾 1942夏くら...

治安維持法による数ヶ月の拘束。釈放後の保護監察による監視、赤紙による召集により満州関東軍へ、軍隊内の暴力、敗戦と帰国など、暗い展開のなか、主人公の周りには、人の心を持った善人が多くいる。 ストーリー展開されるので、大戦の年譜が頭に入りやすい。 1941.12真珠湾 1942夏くらいから、敗戦続き 1945.8原発2発で、敗戦。 配色濃厚の状態から、よく3年も戦争を継続したと思った。。

Posted by ブクログ

2023/02/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

下巻は話が上手く出来過ぎて拍子抜け。 もっと悲惨な状況に陥りながらも、何とか立ち直ってハッピーエンドが良かったのかな。 たとえば↓みたいな展開… 坂部先生が取調べ中に獄死したのを知り、竜太は精神を患う。 拷問にも全く反応せず、かと言って二人も殺すのは流石に特高も躊躇し、仕方なく保釈。 帰宅後は芳子や家族の懸命な献身で何とか立ち直るも、それを見越したかのように徴兵。 軍隊でも上官からの執拗なイジメで、これまた精神的に参ってしまうが、軍に出入りする中国人に助けてもらい、脱走して匿ってもらう。 そして、中国人街でみた日本軍の狼藉振りに憤慨し、義勇軍に参加することに。 義勇軍では、日本軍の内部を知る竜太は活躍し、益々重要な役割を担わされ、その過程で、朝鮮人の隊長と知り合うが、世間話をするうちに彼が金俊明であることが判る。 終戦後、竜太は「日本には帰れない身分だ」と帰国をためらうが、金俊明から「お父さんと美千代さんに元気で暮らしていることを伝えて欲しい」と請われ、ひっそりと帰国を果たす。 旭川では案の定、両親は脱走兵の親として蔑まれ、店をたたみ、ひもじい借家住まいをしていた。 しかし竜太と芳子は、昔の同僚や、教会の人々の助けで両親を救い、自身の名誉も回復し再スタートをすることに…

Posted by ブクログ

2020/08/07

大正天皇の御大葬から昭和天皇の御大葬まで、昭和史のような時代を背景に生い立ち、教師として生きていく主人公「北森竜太」を描く。 裕福な家庭に生まれた素直な少年の彼が、小学校時の受け持ちの先生の影響を受けて教師となる。 天皇のご真影を拝する学校教育に何の疑問も感じず、その時代の...

大正天皇の御大葬から昭和天皇の御大葬まで、昭和史のような時代を背景に生い立ち、教師として生きていく主人公「北森竜太」を描く。 裕福な家庭に生まれた素直な少年の彼が、小学校時の受け持ちの先生の影響を受けて教師となる。 天皇のご真影を拝する学校教育に何の疑問も感じず、その時代のごく普通の教師であった。 しかし、情熱を持ってした綴り方指導が言論統制の当局の目にとまってしまった。 治安維持法で勾留され、教師をやめさせられ、教師なら免除になって逃れていた軍隊への召集もかけられ戦争に参加しなければならず、さまざまな苦難を味わうことになるのである。 ストーリーは太平洋戦争のあとさきに限られており、戦後の教師はどうだったかというテーマもあれば昭和をたどったことになろうが、そこまでは筆が及ばなかったようである。 だから教師の昭和史と言うより、国策により権力を持った憲兵が、自分の保身のためどんな風に悪知恵を働かせ罪を作って個人にかぶせ翻弄させられるか、さすが三浦綾子さんの筆運び、迫真に描かれてあり、読後すごく怒りを覚えさせられた。 思えば状況は今も同じようである。 実際検事局が状況証拠を捏造したりするのをまのあたりにしたのだもの、油断ならない、怖ろしい。

Posted by ブクログ

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