赤い指 加賀恭一郎シリーズ 講談社文庫加賀恭一郎シリーズ

東野圭吾【著】

• 内容紹介: 少女の遺体が住宅街で発見され、捜査上に浮かんだ平凡な家族。彼等を狂わせた悪夢とは？加賀恭一郎が事件の裏側に苦しみを救済し、人の心を解きほぐす。平凡な家庭で起こった、2日間の悲劇を描いた今作は、家族のあり方を問う作品です。「秘密」や「手紙」で心を揺さぶられた方、期待を裏切りません！
• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2009/08/11
• JAN: 9784062764445

商品レビュー

2024/09/16

安定の面白さ。スラスラ読める。
家族の在り方を問う今作。ラストの展開は胸に迫るものがあった。
加賀恭一郎の飄々としていて隙の無い感じ、かっこいい！

読了 9月16日

2024/09/12

少女を殺した息子や隠蔽しようとするその親達には腹が立ったが、最後は泣いた。それぞれの心情が良く描かれており面白かった。昔ドラマ化もされていたようだったので、機会があれば観てみたい。

2024/09/08

最後の数ページで、涙が止まらなくなりました…。親子の絆って、見えるものだけじゃないんだって、改めて痛感させられました。加賀の想い、父の想い。ほんっとによかった！

加賀恭一郎シリーズ。今回のテーマは「親子」かな。
ドラマ化もされてたらしいですね！観てみたいな〜！

ちなみに、メインの事件は、非常に胸糞悪いです！
父、母、息子、そして認知症の祖母の4人家族のお話。ある日息子が子供を殺してしまった。それを知った両親は息子を守るために死体を遺棄。そして下した、悪魔の決断。

何にも同情できないし、ただただ亡くなった子供のご家族が可哀想。そしてそんな悪魔みたいなこと、よく考えられるな、人間じゃねぇ。それだけです。
（最後はスカッとしましたが、もっとやれ！って思いました笑）

自分に今子供がいないからなんともですが、こうならないように、何を教えるべきかとか、すんごい考えさせられました。

この作品も面白かったな〜！