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怠惰への讃歌 平凡社ライブラリー676
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2009/08/10 |
JAN | 9784582766769 |
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怠惰への讃歌
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怠惰への讃歌
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商品レビュー
3.8
12件のお客様レビュー
1日8時間どころか10時間以上労働している私にとってはうんうんと理想的な考えに頷きつつ、現実はこの本が書かれてから50年以上経った今でも変わらない(持てるものは資産が増え続け、持たざるものは働き続けるしかない構造が鮮明になった)のだなあと少しやるせなさは感じた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ティム・フェリス『俺の生存戦略』で言及 ・1日4時間の労働で、生活の必需品と生活を快適にするものを得るには十分 ・余暇ができたときには、人々は疲れていないから、職業に使わない時間を公共的に意味のある研究に注ぎ込むことができる。 ・その研究は人々の生活に必需のものではないので、邪魔をされない。
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15篇のエッセイが載っているが、書名にもなっている1章の「怠惰への讃歌」が胸に刺さる。 テクノロジーの発展で生産性が上がっているのに、労働時間は減らない。 「労働は美徳」という価値観が人間たちを暇にさせない。 1日のほとんどを仕事に費やし、残りはそれの回復に費やすような人生には...
15篇のエッセイが載っているが、書名にもなっている1章の「怠惰への讃歌」が胸に刺さる。 テクノロジーの発展で生産性が上がっているのに、労働時間は減らない。 「労働は美徳」という価値観が人間たちを暇にさせない。 1日のほとんどを仕事に費やし、残りはそれの回復に費やすような人生にはしたくない。 学校や教育機関、親からの教育では「従順であること」・「受動的や集団的であること」を良いことと刷り込まれる。 それが勤労の道徳=奴隷の道徳を増殖させている。 みんな忙しい、みんな暇がない、みんなが買っているから自分も買う、そんな空気を読んで一本調子の現代になっていく。 「もっと生産!もっと消費!」をやめたいと強く感じる本だった。
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