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ソニーvsサムスン 組織プロセスとリーダーシップの比較分析
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ソニーvsサムスン 組織プロセスとリーダーシップの比較分析

張世進【著】

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ソニーvsサムスン 組織プロセスとリーダーシップの比較分析

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2009/08/07
JAN 9784532314361

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商品レビュー

3.1

10件のお客様レビュー

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2018/10/23

本書は、韓国人の経済学者が、凋落激しいソニーと今をときめくサムソンについて書いた本である。このシチュエーションで、しかも右翼的傾向の強い韓国人が書いた本であるという時点で、サムソンへのひいきの引き倒し的論理展開が想像されるが、まったくそんなことはなく、非常にニュートラルな視点から...

本書は、韓国人の経済学者が、凋落激しいソニーと今をときめくサムソンについて書いた本である。このシチュエーションで、しかも右翼的傾向の強い韓国人が書いた本であるという時点で、サムソンへのひいきの引き倒し的論理展開が想像されるが、まったくそんなことはなく、非常にニュートラルな視点から、ガバナンス的、戦略的、戦術的、企業文化的、歴史的に両者を比べ、冷静に批評している。興味深く読めた。

Posted by ブクログ

2017/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

電化製品に限らず、近年の韓国企業の躍進は誰もが疑うことがない事実。 そしてその躍進によって日本企業が駆逐されてきたのも、これまた事実。 ”製品の特性(コストや機能・性能など)”から韓国製品の何が優れているのか、ということは、ベンチマーキングを得意とする日本企業ならどこでもやっているのでは?? そんな中、この本ではそういった結果(製品)だけの上辺の情報で韓国企業を評価するのではなく、ソニーとサムスンの組織とリーダーシップの違いを対比させ、「経営的に、企業戦略的に」韓国企業のなにが優れていたのかを非常に細かく分析されています。 つまり、「製品の何がすごいのか」で判断するのではなく、「なぜそのような製品が作れる企業足り得るのか」がわかります。これは上辺だけのベンチマーキングに嫌気がさしている私にとっては恰好の著書でした。 しかも、著者は韓国人の方のようですが、決してサムスンに傾倒した評価ではなく、超がつくほど中立的な視点で分析されているため嫌味がなく、ソニーとサムスンのお互いの長所と短所、成功と失敗が網羅的に記述されているため、ほとんどの事例に素直に納得できます。 以下、本書のおおまかな内容を私なりの言葉で解説します。 NIH(Not-Invented-Here:すでにあるものは開発しない)をモットーとしてきたソニーは創業者の天才的エンジニアリングとカリスマ性によって、電化製品の特異な企業として名を馳せてきました。 対するサムスンは、通貨危機をキッカケにして世界でトップになるべくして、「皇帝」として崇められるほどの権力者となったイ・ゴンヒ会長のリーダーシップによって模倣と吸収・拡大を繰り返し、破竹の勢いで世界のレベルに上り詰めました。 そしてソニーはNIHの限界と傲慢、創業者の引退、実力に見合わないグローバル化や事業拡大など、さまざまな要因が絡み合って短期的な業績が注目されるようになり、特異性は忘れ去られ、業績が悪化していきます。 それと時を同じくして、もはや誰も止められない勢いで成長していくサムスン。将来の不確定要素が少なく、投資レベルがそのまま業績に比例する DRAMという非常に合理的な事業に集中と選択を繰り返し、イ・ゴンヒの「恐怖経営」とまで呼ばれる圧倒的なリーダーシップで敏速に企業を成長させました。 しかし、ソニーも創業者から独立しながらも本来の姿をとりもどすべく、社外からCEOを招き、「ソニー・ユナイテッド」を目標に試行錯誤を始めています。 対するサムスンはもはや模倣する相手はいなくなり、名実ともに自らが業界のリーダーとなることが求められています。そんな中、ワンマン経営だけに頼っていくことの限界に直面しています。 これらの課題をどうクリアするかが今後の両社の明暗を分けるのでしょう。 本著を読めば、どちらの企業についても今後の展開に大注目になること間違いなし。 また、ただただ手をこまねいて惨敗しているだけではない日本企業があることを再認識させられ、少し明るい未来が期待できます。

Posted by ブクログ

2014/07/07

ソニーとサムスンの戦略を比較した内容。意外とこの2社は違うようで似ているようにも思えてしまう。ソニーとサムスンの違いを様々な要素から説明している。ブランド、戦略、人材、組織構造、意思決定。網羅されているため、各社を整理する上ではとても役に立つ。とはいえ、構成の問題かもしれないが、...

ソニーとサムスンの戦略を比較した内容。意外とこの2社は違うようで似ているようにも思えてしまう。ソニーとサムスンの違いを様々な要素から説明している。ブランド、戦略、人材、組織構造、意思決定。網羅されているため、各社を整理する上ではとても役に立つ。とはいえ、構成の問題かもしれないが、比較する上ではわかりづらく、整理しにくい。タイトルでソニーVSサムスンなのに、そのような内容になっていないのが残念。

Posted by ブクログ

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