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あなたが、いなかった、あなた 新潮文庫
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あなたが、いなかった、あなた 新潮文庫

平野啓一郎【著】

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あなたが、いなかった、あなた 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介 生きることと死ぬこと。そんなことをふと考え込んでしまう…わたし。「彼方(あなた)」の世界のもうひとりの「貴方(あなた)」を見つける11の物語。「老い」のために、少しずつ崩れ始めた肉体に青年は戸惑い、南国のリゾート地を悲劇は突然襲う。日常に潜む死の気配から、今を生きる実感を探ろうとする11の短篇集。
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2009/07/27
JAN 9784101290393

あなたが、いなかった、あなた

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商品レビュー

3.3

13件のお客様レビュー

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2024/07/12

芸術家が、油絵か、彫刻か、はたまたインスタレーションか、映像作品か、自分が伝えたいことをいろんなフォーマットで試してる、みたいな、一冊。平野さんのこの実験を同じ次元で受け取れる人がいるのなら、2人の会話を盗み聞きしてみたい。

Posted by ブクログ

2019/09/28

作者の作品を読むのは、「決壊」に続いて二作目。難しい、難解。。読みやすいのは、「義足」と「慈善」くらいか。(「義足」は、あの後藤健二さんの著作を参考にしてるそう。)

Posted by ブクログ

2018/10/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

様々な技法で小説、文章というか、本というメディアを 分解、再構成している、そんな短編集。 老いのために少しずつ体が崩れる世界の青年。 ただ、その小説のページ下部には短いエッセイが 挿絵の代わりについている作品。 一文だけの作品。 親子の人生をインタビュー形式で作り上げる作品 等々 だが、この短編で最もコアなのは主人公が自殺する小説を 書こうとしている小説家の作品だろう。 おそらくは著者自身(平野)が投影された「大野」が 主人公だが、その「大野」が、さらに自分の小説の 主人公をみつめるため、実に不思議な感覚に陥る。 さらにテーマは死である。 死とは何か。小説にとっての。自分にとっての。 小説とは何か。「大野」にとっての。実際の著者にとっての。 多次元に見つめ表現しようとする。 色々と興味深いが、面白いかと言えば、人それぞれだろう

Posted by ブクログ

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