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一九八四年[新訳版] ハヤカワepi文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2009/07/21 |
| JAN | 9784151200533 |

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一九八四年[新訳版]
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商品レビュー
4.2
866件のお客様レビュー
ビッグ・ブラザー率いる一党独裁による監視社会。 映像作品はプロパガンダ、写真は修正され、書物は捏造、記録は廃棄され、日付も数字も党の都合の良いように改竄されるディストピアな世界が舞台。 国民は皆「2 + 2 = 5」と言われれば、疑問に思わず受け入れる思...
ビッグ・ブラザー率いる一党独裁による監視社会。 映像作品はプロパガンダ、写真は修正され、書物は捏造、記録は廃棄され、日付も数字も党の都合の良いように改竄されるディストピアな世界が舞台。 国民は皆「2 + 2 = 5」と言われれば、疑問に思わず受け入れる思考が当然であるのです。 だから、"支配されている"という感覚すら無いのかもしれない。 テレスクリーンと呼ばれるテレビは監視カメラ同様の機能が付き、私生活は一言一句監視され、神経性の顔面チェックや顔に不適切な表情を浮かべるだけで「表情犯罪」として罰せられる。 縛られた環境下で過ごす国民は、党への疑念の余地さえ与えらない。 ビッグ・ブラザーを愛さない者は容赦なく捕らえられ、処刑または蒸発によって「非存在」、最初からこの世に存在していなかった人間として処理される。 監視をするのは党だけではない、そこらじゅうに密告者が埋めきあっているのです。 党外局員のウィンストンは、主に記録の改竄が仕事だったが仕事に勤しむのとは裏腹に、次第に"真実"を追うようになっていく。そんな折、同局員ジュリアと出会い物語は展開し始めるのです。 党に反感を持っていながら、政治に関心が薄い彼女の放った「次の世代なんか興味はない、興味があるのは今の私たち」は、案外多くの人が心根で思っているのではないだろうか。 真実を探り記憶を辿るウィンストンと一緒に高揚し、ページをめくる手に力が入る。 この本ならではの、二重思考、イングソック、ニュースピークの言葉と概念を整理しながら読み進めるのが良いでしょう。 1949年発行ながら、時代の流れに沿って、度々話題となるこの小説。 いつでも1984年はやってくるのだと思わせられる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1年前に購入して50ページほど読んで積読状態になっていたが、 読書熱が高まって再開、2、3日で読み終えた。 監視社会、過去改竄、全体主義と救いのない世界。その中でもニュースピークという言語の置き換えが恐ろしく感じた。 民族と言語は不可分。それを破壊されるということは民族としてのアイデンティティを失うこと。為政者が支配をより強固にするために、過去の改竄とともにニュースピークの推進によってどんどん言葉が減らされる。減らされるだけでなく一つの言葉に多様な意味を付与される。言葉を減らし、思考を制限し支配を永続的なものにしていく。 独裁国家の支配下でなぜ国民が安易に国家に反逆できないのか、社会を変革できないのかこの日本に暮らしているとなかなか理解の及ばない部分があったが、この作品を通してその理由が分かったような気がした。 小説本編は最後まで救いがないが、附録・解説・訳者あとがきまで読み、そこに救いが見出せるのか感心した。少し希望が見えた。 ネズミ怖い…、中国は昔からそんなことやってたんだな。 ジュリアエロいですね。あのシチュエーション…。 そこだけウィンストン代わってくれ笑
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もう、怖すぎる、不気味すぎる。 しかも今の世界情勢を予言してるし。 (でも、これは読む時代に関わらず、10年前、20年前でも、今を予言してる!となるらしいが) 今回の選挙で壊滅したかに見える左派への一定のアンサーがピンチョンの解説で見えたのも興味深い。(ピンチョンの解説が秀逸でし...
もう、怖すぎる、不気味すぎる。 しかも今の世界情勢を予言してるし。 (でも、これは読む時代に関わらず、10年前、20年前でも、今を予言してる!となるらしいが) 今回の選挙で壊滅したかに見える左派への一定のアンサーがピンチョンの解説で見えたのも興味深い。(ピンチョンの解説が秀逸でした。) 第一部から不穏すぎて、気持ち悪かったが、第三部では(激しい拷問描写は気持ち悪かったが、)ウィンストンが人間性を取り戻すシーンで一息つけた。 人間らしさがこんなに恋しく思う小説って。なんとも言えない後味の悪さだけど(出口のない悪夢という点でSFというよりホラーやん)、訳もいいのか、すらすら読める。
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