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世界は分けてもわからない 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/07/20 |
JAN | 9784062880008 |
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世界は分けてもわからない
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商品レビュー
3.8
180件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本作は私がアメリカ・サンディエゴへの留学から帰国するときに飛行機の中で読んでいたもので、とても印象に残っている。本作は旅行記のような形式で、筆者が自身の専門分野である分子生物学の諸問題について旅先で考えたことを綴っていくのだが、その旅先のひとつにカリフォルニア州サンディエゴが登場したのだ。こうゆう偶然があるのだなと1人でニヤニヤしていたわけだが、自分が見てきた景色とリンクさせながら読むことができて非常に味わい深かった。 さて内容についてだが、扱っているテーマは「生物と無生物のあいだ」と似ていて、著者は一貫して「境界・あいだ」を考え続けている。そこで印象深い一節を記しておく。 「私たちは見ようと思うものしか見ることができない。そして見たと思っていることも、ある意味ですべてが空目なのである。世界は分けないことにはわからない。しかし分けてみてもほんとうにわかったことにはならない。」 この一節は京極夏彦の「姑獲鳥の夏」を思い出させるお気に入りの一節である。
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前半の絵画の話も面白かったが、最後のスペクター事件が全てをかっさらっていった。 著者の教養の広さと深さに引き込まれる感じ。世界は分けてもわからないが、分けてみないと分からない。複雑なプロセスのつながり、生物学の本ではあるが人間関係の示唆も感じる
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確かにビジネスの世界では「解像度を上げよう」などと言うことがあるが、 解像度を上げるとわからなくなることあるね。
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