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紫色のクオリア 電撃文庫

定価 ¥671
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2009/07/09 |
JAN | 9784048679046 |
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紫色のクオリア
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商品レビュー
4.1
97件のお客様レビュー
物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。 東大OPACには登録されていません。 貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください 返却:物性研図書室へ返却してください
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名作と名高いだけある。読んで良かったし、色々思いを巡らせながら読むのに、読了後はすっきりとした気持ちよさが残る。エンタメってこうだよな、って感じ。 企画で書かれた短編と、それを大きく膨らませた長編からなる。どっちにも良さがあるけれど、やっぱり後者がものすごく面白い。 どち...
名作と名高いだけある。読んで良かったし、色々思いを巡らせながら読むのに、読了後はすっきりとした気持ちよさが残る。エンタメってこうだよな、って感じ。 企画で書かれた短編と、それを大きく膨らませた長編からなる。どっちにも良さがあるけれど、やっぱり後者がものすごく面白い。 どちらも百合ではあるにせよ、短編の方は、ある女の子が、別の女の子の魅力的な点をひたすら褒めそやしながら話が進んでいったり、仲睦まじさが執拗に描写されるため、語り口としては割とスタンダードというか、ありがちな感じがする。それでも、設定的にも物語的にも、好みな具合のラノベっぽさ(ライトなSF・伝奇っぽさというか)があって、楽しめた。 長編に入ってから、SF色が俄然強くなる。『最後にして最初のアイドル』『〔少女庭国〕』、少し毛色は違うものの『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』辺りが好きなら、とっつきやすいかも知れない。規模がぐんぐん大きくなるけど、非常に爽やかなところに着地する。 物語自体もさることながら、個人的にはキャラクター造形も気に入った。男勝りな主人公、ふわふわ小動物系のヒロイン、高飛車勝ち気な幼馴染、天才美少女留学生と、一見わかりやすい属性で構築された女の子たちばかりだけど、大抵がアンビバレントな感情を持つ、一義的でない人間として描かれていた点が良かった。 内容にふれる部分はコメントにて追記予定。
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再読2回目。 昔読んだ時は、あまり意味がわからなかった記憶があるが、今回は比較的理解できた。前半は人間がロボットに見える女の子の話。後半は物理学の量子論などを用いたSF作品。どちらの設定も、作者の独りよがりの意味不明な展開が出てくることが多い印象であるが、本作は、納得感のあるかな...
再読2回目。 昔読んだ時は、あまり意味がわからなかった記憶があるが、今回は比較的理解できた。前半は人間がロボットに見える女の子の話。後半は物理学の量子論などを用いたSF作品。どちらの設定も、作者の独りよがりの意味不明な展開が出てくることが多い印象であるが、本作は、納得感のあるかなり筋の通った展開で素晴らしかった。流石に、難しさは少しあったが。更に、設定から話を広げるとここまでできるだろう、という所の限界までやり尽くしていたのも素晴らしい。
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