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甦る怪物[リヴィアタン] 私のマルクス ロシア篇
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2009/06/27 |
JAN | 9784163715209 |
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甦る怪物[リヴィアタン]
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商品レビュー
4.1
9件のお客様レビュー
佐藤優の自叙伝は数冊読んだ。今回はかなりソ連崩壊の解説を入れてあるので後半の畳み掛けは少し難しかった。だけど相変わらず、著者の書く優秀な人物は、自分も頑張ろうと思わせる力がある。 時代は1980年代後半から90年代前半にかけての、ソ連の外交官時代だ。ソ連の崩壊を目の当たりにし...
佐藤優の自叙伝は数冊読んだ。今回はかなりソ連崩壊の解説を入れてあるので後半の畳み掛けは少し難しかった。だけど相変わらず、著者の書く優秀な人物は、自分も頑張ろうと思わせる力がある。 時代は1980年代後半から90年代前半にかけての、ソ連の外交官時代だ。ソ連の崩壊を目の当たりにした著者の記述は、リアルで非常に勉強になる。だが今回は基礎知識がかなりないと、深くは理解できないことが多かった。これは自分の勉強不足だ。 それにしてもソ連は金無さすぎる。著者の周りは有能な人物がたくさんいるようだが、それでも国は良くならない。結局どうすれば良くなるのか。国民は普通に暮らしたいだけだろうがそれができない。それを思うと、神学という特殊な学問を勉強して役に立つのだろうか。 本作に登場する著者が翻訳を頼む女学生は優秀だったが金がなさすぎてトルコ人の愛人になった。学問だけでは生きていけないのだ。神学は面白いくて、複雑な民族問題を理解するのに役には立つが、金にはならない。 金を作れる人間が作って、人を理解できる人間が交渉をして、言葉にするのは簡単だがそうはいかない。優秀な人は、その人の能力を活用できる場所にいかせて、どんどん利益をあげさせるのが国にとっては一番だ。
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ソ連崩壊期に著者がいかなることを考え、行動していたかがよくわかる。エリートの彼我の差はいかんともし難いか。
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佐藤さんの著書でヘビーユースの単語について考えてみる。 「ロシア」とか「外交」「国益」なんかは予想通りだけど、「ウオトカ」もめっちゃ多いです
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