1,800円以上の注文で送料無料

童貞放浪記 幻冬舎文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

童貞放浪記 幻冬舎文庫

小谷野敦【著】

追加する に追加する

童貞放浪記 幻冬舎文庫

定価 ¥628

220 定価より408円(64%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2009/06/01
JAN 9784344413306

童貞放浪記

¥220

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2011/03/07

本作の著者を西村賢太と並べて「新私小説派」と呼ぶ人もいるそうだけど、同じ私小説でも作風は全く違う。西村賢太は社会の底辺のダメ人間を描くが、小野谷敦が描く主人公はエリート。ダメ人間がさらけだすより、エリートがさらけだす方が失うものがある分リスクが大きい。今後もつながっていく重要な人...

本作の著者を西村賢太と並べて「新私小説派」と呼ぶ人もいるそうだけど、同じ私小説でも作風は全く違う。西村賢太は社会の底辺のダメ人間を描くが、小野谷敦が描く主人公はエリート。ダメ人間がさらけだすより、エリートがさらけだす方が失うものがある分リスクが大きい。今後もつながっていく重要な人間関係がない人が、もうええわ書いたれ~と思って書くのとは全然違う。西村賢太も好きだけど、この人も好きだな。

Posted by ブクログ

2010/04/17

あんまり私小説というジャンルの本を読んだことがなかったから、 ぐだぐだと、よくわからん人たちのフルネームとか出てきて、 うじうじした様子を読んでみるのは、興味深かった。 というか、どうしてあんな風になっちゃうのか、 自分の私小説風とか書いてみるとあんなになっちゃうのか、 何とも不...

あんまり私小説というジャンルの本を読んだことがなかったから、 ぐだぐだと、よくわからん人たちのフルネームとか出てきて、 うじうじした様子を読んでみるのは、興味深かった。 というか、どうしてあんな風になっちゃうのか、 自分の私小説風とか書いてみるとあんなになっちゃうのか、 何とも不思議。 2つ目の作品は、確か「黒髪の匂う女」とかいうようなタイトルの話で、 よくよく読んでみるとさりげなく、 ちゃんと髪の毛を洗ったのか的な質問を主人公がしていて、 いや、そこかい!と…。 しかも、薫ってるんじゃないんだと思うと、 何とも私小説、恐ろしいと思った。 この人のほかの作品を読んでみると何かわかりそうな気もするが、 そんな気には、今のところなれていない。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品