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エレファントム 象はなぜ遠い記憶を語るのか
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エレファントム 象はなぜ遠い記憶を語るのか

ライアル・ワトソン(著者), 福岡伸一(訳者), 高橋紀子(訳者)

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エレファントム 象はなぜ遠い記憶を語るのか

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 木楽舎
発売年月日 2009/06/25
JAN 9784863240155

エレファントム

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商品レビュー

3.9

10件のお客様レビュー

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2025/02/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

エレファントム 象はなぜ遠い記憶を語るのか 不思議なことに真剣に取り組む科学者。「生命潮流」を読んだときに竹蔵が持ったワトソン博士の印象です。 今は亡きワトソン博士が晩年に著したのが本書です。 博士の自叙伝、特に少年時代の南アフリカでの白い象とさすらう民である原住民との交流を描いたものです。 絶滅が危惧される象の生態や厳しい歴史が語られる中、博士の幼少時代の不思議な話が織り込まれます。 印象的だったのは、その地域に最後の一頭として残った象とシロナガス鯨との超低周波の歌を使ったコミュニケーションの場面は、科学的な考察はおいておくとして美しく感動的な風景です。 科学書としては、?が一杯ついてしまいますが、博士の自伝として興味深い本ではありました。 竹蔵

Posted by ブクログ

2021/05/16

空虚は居心地の悪いものだ。静かになると、たいてい早とちりをした人が終演の拍手を鳴らす。音の合間の静寂は、誰をも少し不安にさせる。意味深い休止を身につけることは実に困難だ。私たちはいつも躍起になって、何もない空間や停滞した空気をがらくたで埋めようとする。無があるからこそ物事が形をと...

空虚は居心地の悪いものだ。静かになると、たいてい早とちりをした人が終演の拍手を鳴らす。音の合間の静寂は、誰をも少し不安にさせる。意味深い休止を身につけることは実に困難だ。私たちはいつも躍起になって、何もない空間や停滞した空気をがらくたで埋めようとする。無があるからこそ物事が形をとり、それぞれに区別されうるのだということを忘れている。 私たちは話すことをやめ、聴かなくてはならない。沈黙に耳を澄ますことを学ばなくてはならない。多くの答えは、音の合間に潜んでいるからだ。沈黙の響きの中に。 象の幻。 幻は、不確かで実体がないものではなく、様々な痕跡を、この世界に確かにある、沢山の欠けらとそれが表すものを、掴むことができるかという、こちら側が存在している世界の広がりを試している。 象は、ヒトには聞こえない音でネットワークを作っている。地球を覆いつくす生態インターネットだ。 もしそうだとしたら、世界は姿を変える。僕たちに見えているものはただそれでしかなく、そうではないものによって、世界が作られていることになる。そこでは個体と全体が同一で、一つに起こることが全てにとっての一部になる。そうやって生きる社会が作られている。 そして、匂いというものが、時空を超えて、表れる。 僕たちの体からも毎日こぼれ落ちていく四千万個にのぼる細胞は、そのたったひとつが個体のすべてを表す情報を同じように含むものかもしれず、そのうちのどれほどかは、上手くいって僕たちの寿命をはるかに超える時間で存在していくかもしれない。その欠けらたちは、匂いという哺乳類がもつ強い嗅覚の力を引き出し、それぞれの存在という情報を拾い、伝えるネットワークとなりえるのかもしれない。 目に見ないものが、繋がりを作っている。 象だけではない。ぼくたちひとも同じように、沢山の感覚を呼び覚まされながら生きている。 いつかの大切な記憶、瞬間、人。 普段は思い出せないようなイメージが、鮮明な感情のように湧き上がる。 それだけではなく、いままでに見たこともないものを見たように思い、はじめての場所に立って覚えがあるように思う。わかるはずのないことがわかったり、見えるはずのないものがないものが見えたりする。それらは同じように、きっかけと僕たちがもっている感覚が土台となって、浮かび上がっている。 象が生きているかもしれない世界を少しだけ垣間見る。そうしてみれば、同じくらい少しだけ、ぼくたちのことが分かったような気になる。見るということだけが繋げる世界に生きているだけでは、何気無くふと、ささやかなるぐらいで、僕らのことを通り過ぎていく素晴らしいきっかけたちを掴み取ることは、決してできはしない。 '「答えのない問いを探せ。それこそが大事な問いだ」'

Posted by ブクログ

2019/09/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

象は不思議だ。 ライアル・ワトソン博士の生涯と象を我々は追体験したが、それでも象はまだ不思議だと感じた。 1人に見えてずっと大勢と繋がっている姿は、まさにヒトのような姿ではないか。 博士が知り、理解した象は、今、もう別の性質を帯びているのだろう、なぜなら象はそこに居るだけで大勢と繋がり、次の世代へ的確な遺伝子情報を伝えているのだから。 象の変化はその時の全世界の象の意志を反映しているのだとしたら、ヒトにもそれは可能なのではないか。 世界の総意を集め、どう生きていくのかを決めて次へバトンを渡す。その自然な流れを、世界のルールのように、象から理解させられた。

Posted by ブクログ

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