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海の都の物語(2) ヴェネツィア共和国の一千年 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | 宗教の排除と政治のプロの育成に重点をおき、強力な統治能力を発揮した内政にも裏打ちされた「ヴェネツィア株式会社」の真髄を描き出す。なぜヴェネツィアだけが長命を保ちえたのか。無名の、しかし政治・経済のプロであった男たちの、毅然たる生き様を描く。 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2009/05/28 |
| JAN | 9784101181332 |
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海の都の物語(2)
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商品レビュー
4.2
38件のお客様レビュー
第五話の政治システムの説明は、好きな人にとっては面白いだろう。 第四話のヴェネツィアの商人の一生とは?の話は興味深かった。 この2巻の表紙は、ベッリーニ作の元首レオナルド・ロレダンの肖像画なのだが、ルパン三世「カリオストロの城」によく似た絵画が出てきてビックリした。(絵の目の部分...
第五話の政治システムの説明は、好きな人にとっては面白いだろう。 第四話のヴェネツィアの商人の一生とは?の話は興味深かった。 この2巻の表紙は、ベッリーニ作の元首レオナルド・ロレダンの肖像画なのだが、ルパン三世「カリオストロの城」によく似た絵画が出てきてビックリした。(絵の目の部分にしかけがあって、不二子が壁の反対側からのぞき見するシーン。・・・普通はバレるだろうが) 「カリオストロの城」は何回も見ているのだけど気づかず、この本を読んでる時に、たまたまTVでやっていて、「うわっ」と叫んでしまった。
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【感想要約】 第四次十字軍前後から14世紀半ばまでを描く第2巻は、商人国家ヴェネツィアが商業制度と航海技術を整え、貿易国として成長する過程と、グラデニーゴの改革による政治貴族制確立と政変を描く。経営合理性を貫徹する共和制国家の姿を描く一冊。 【内容】 ヴェネツィアという都市の1...
【感想要約】 第四次十字軍前後から14世紀半ばまでを描く第2巻は、商人国家ヴェネツィアが商業制度と航海技術を整え、貿易国として成長する過程と、グラデニーゴの改革による政治貴族制確立と政変を描く。経営合理性を貫徹する共和制国家の姿を描く一冊。 【内容】 ヴェネツィアという都市の1000年にわたる歴史の物語、第2巻は第四次十字軍前後からファリエルの処刑(1204年前後〜1355年)まで。 前半はヴェネツィア商人の活躍を描く。周辺国家間の政治動乱に巻き込まれたりジェノヴァとの抗争に悩まされつつも、時にローマ教皇を出し抜き、時に経済技術や情報網を駆使することで、着実に貿易国としての地位を固める姿が描かれている。その中でヴェネツィア商人たちは、コレガンツァと呼ばれる元手のない商人でも資本金を集められる共同事業融資の制度やムーダと呼ばれる国家保護の定期便を中心とした航路網の構築、さらに13世紀後半以降は羅針盤、航海図、航路早見表の発展、さらに銀行による金銭取引の帳簿化による商取引の円滑化といった洗練された制度を確立していく。 後半はヴェネツィアの共和制の政治について、ピエトロ・グラデニーゴ元首による代表議会の議員数増と終身任期化による参加資格の固定化(政治貴族制の確立)と十人委員会の設立、その裏で発生した2度の政変(クィリーニ・ティエポロの乱とファリエルの陰謀)を記している。筆者はグラデニーゴによる政治改革の目的を、宗教による介入や衆愚政治といった上下両方の問題に対応するための合理的なものだったと説明する。また政治参加の特権のみをもつヴェネツィア貴族の特異性や、各種役職を短任期&休職期間を設けることで政治のプロ化を防ぐ仕組み、およびそれを支える市民による行政のプロ化といった仕組みが紹介されている。物理的、人的資源に恵まれない海上都市国家にとって、優れた政体の創出と維持は切実な課題であった。以後この政体は1797年のナポレオン戦争での滅亡まで続くことになる。 【感想】 本シリーズは歴史的事実の列挙に寄らず、物語として描かれているためわかりやすく面白い。第2巻でもヴェネツィアの人々のありようが生き生きと描かれている。ヴェネツィア共和国は商人によって構成された国家でありその元首も成功した商人から選ばれていたことから、その政治運営自体が経営的だったように思われる。正しく筆者の指摘する通り「ヴェネツィア株式会社」といった様相であった。 ヴェネツィアの政治が大商人による利権政治に偏らず中小商人を保護に積極的だったという指摘、及び銀行制がいち早く確立したにも関わらずそれら銀行は金融にまで手を伸ばさずあくまで貿易決済の円滑化による商取引支援に徹したという指摘は興味深い。どちらも当時の情勢や経済学的水準に基づいた合理的判断によるものではあるが、現在のグローバル化による一部富裕層への資本の蓄積とそれを肯定する政治エリート層、及びグローバル金融が経済を牛耳る現代の問題と対比すると、結果的にヴェネツィア共和国の持続的発展性に資する制度となっていたように思われる。
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2026/1月再読 ヴェネツィアの経済と政治の第二巻。 ヴェネツィアとジェノヴァの商人の気質の違いや君主制を排するための仕組みが面白い。 特に、選挙とくじを組み合わせた元首の選出方法は、ややこしすぎて、もはやよくわからない笑 この時代に共和政を取っていた国家がどの程度あった...
2026/1月再読 ヴェネツィアの経済と政治の第二巻。 ヴェネツィアとジェノヴァの商人の気質の違いや君主制を排するための仕組みが面白い。 特に、選挙とくじを組み合わせた元首の選出方法は、ややこしすぎて、もはやよくわからない笑 この時代に共和政を取っていた国家がどの程度あったのかは分からないけど、君主制全盛期と思われる時代に共和政を維持し続けたのはすごいと思った。 そして、こういったヴェネツィアの実態とか制度のあれこれ以外も、元首による反乱などの物語部分も躍動的で面白かった。
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