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大学の誕生(上) 帝国大学の時代 中公新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2009/05/25 |
JAN | 9784121020048 |
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大学の誕生(上)
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明治維新、教育制度を西欧にキヤッチアップさせる国策。 伊藤博文は、①憲法②教育が国家の背骨。 東京帝国大学を先行させるが、問題は国全体のシステム。 帝国大学からのアプローチと、初等・中等教育の充実が噛み合わない。日本語と外国語のギャップ。予科3年の負担。 大学制度の拡充が鍵。帝国...
明治維新、教育制度を西欧にキヤッチアップさせる国策。 伊藤博文は、①憲法②教育が国家の背骨。 東京帝国大学を先行させるが、問題は国全体のシステム。 帝国大学からのアプローチと、初等・中等教育の充実が噛み合わない。日本語と外国語のギャップ。予科3年の負担。 大学制度の拡充が鍵。帝国大学だけでは財政負担が限界。 私立大学の活用が不可欠だが、定見が定まらない。 早稲田大学・慶応義塾大学はさすが王道。
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藩校や寺子屋から、東京大学や各地の帝国大学へかわっていったのか。 私塾がどのように大学に変わったのかわかる。 発足当初は明確な理念、富国強兵、殖産興業を旗印に国づくりに必要な人材を育成する、欧米に頼る人材を国内に輩出することを目的として大学は設置された。 その後制度が整備され...
藩校や寺子屋から、東京大学や各地の帝国大学へかわっていったのか。 私塾がどのように大学に変わったのかわかる。 発足当初は明確な理念、富国強兵、殖産興業を旗印に国づくりに必要な人材を育成する、欧米に頼る人材を国内に輩出することを目的として大学は設置された。 その後制度が整備される反面、各大学の個性は薄れる形に。 国立大学が国立大学法人となり、改めて大学はなぜ存在するか、大学の総体ではなく個別のアイデンティティが問われるようになる。現代の大学の位置付けを考えるための一助になればと思い本書を手に取った。解は得られないが歴史は非常に面白い。ある意味本書は会社で言う創業者の思いを伝え聞くようなものかもしれない。 そうすると、何代も後のサラリーマン経営者がいまの大学の経営にリーダーシップを持つことは難しいのかもしれない。
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PhDの研究のために読む。 明治維新から150年くらいが経つが、いかに短時間当時の構造が現状を規定しているかが分かる。特に、帝国大学=東大の怪物ぶりが興味深い。 また、私学のルーツもよく理解し、いわゆるアカデミアではないことがよくわかった。 今後、色々と読み返すことになるだろ...
PhDの研究のために読む。 明治維新から150年くらいが経つが、いかに短時間当時の構造が現状を規定しているかが分かる。特に、帝国大学=東大の怪物ぶりが興味深い。 また、私学のルーツもよく理解し、いわゆるアカデミアではないことがよくわかった。 今後、色々と読み返すことになるだろう。
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