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猫の客 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2009/05/20 |
JAN | 9784309409641 |
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商品レビュー
3.7
30件のお客様レビュー
なんとなく帯に惹かれて手に取りました。 読んでいて、明治とか大正時代のお話かと思ったら、昭和でもなく平成?という感じの最近の話だった。ソウナンダー 昔はネコが色々なご近所に顔を出して、あちらの家ではニャーちゃん、こちらの家ではタマちゃん、みたいに家が色々あったよなぁなんて思い出...
なんとなく帯に惹かれて手に取りました。 読んでいて、明治とか大正時代のお話かと思ったら、昭和でもなく平成?という感じの最近の話だった。ソウナンダー 昔はネコが色々なご近所に顔を出して、あちらの家ではニャーちゃん、こちらの家ではタマちゃん、みたいに家が色々あったよなぁなんて思い出しました。今は完全室内飼育が推奨されているので、今とは大分違いますね。犬も外の犬小屋に鎖でつながれて飼われているのが普通だったし、昭和も遠くなったな…とは思います。 個人的にはその後ご夫妻は海外にいらしたみたいだし、出会いってあるよな、なんて思いました。でも自分だったら、あまり交流が無かった裏に住んでいた方がいきなり「お宅のネコが生前うちに遊びによく来ていたのでお墓参りさせてください」なんていわれたら大分怖いだろうなって思いました。 外に行くネコは事故や病気のリスクも高いし、あの時もっと早くこうしていれば…という後悔は飼い主なら絶対大なり小なりあると思うので、傍から見た人が「うちが飼っていれば」と思うのもわからなくはないけど、飼い主としてはあまり気分のいいものではないだろうなぁなんて思いながら読み終えました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
動物好きの妻のもとに一日なんども顔を見せに来る仔猫は、隣家の飼猫だった。 どんなに懐かれても、自分の家の猫ではない、と言い聞かせながら猫と戯れる人間。 どんなに懐いても、鳴き声を聞かせることも抱き寄せることも許さない、誇り高い猫。 少しずつ距離を縮めてきたのだが、ある日その交流は突然断ち切られることになった。 語り手夫婦が住むのは同じ敷地に大家が住む母屋のある、離れ。 しかし年老いた大家は介護付き高齢者マンションに引っ越すことになり、家も敷地も売却するという。 引越しを迫られる語り手夫婦だが、猫と別れがたく、近所で家を探すことにする。 バブル崩壊前夜、昭和の終わりの話である。 そんな時の猫との突然の別れ。 しかしこの作品はそんなストーリーを追うものではない。 繊細な描写の妙。 光景が、心情が、所作が、目に浮かぶように立ち上ってくるうえに、音読するとそのリズムの心地よさを味わうことができる。 これはかなりの事実を含んだ小説なのであろうが、それにしても、猫との別れの後の、もうひとつの拒絶。 これが哀しい。 なんでそんなことになるかなあ。
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猫ちゃんに関する私小説みたいな。 奥さんの心情を想像すると苦しい。チビがいた時から今にも壊れちゃいそうだった。 十六章が好き。
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