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獄中記 岩波現代文庫 社会184
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獄中記 岩波現代文庫 社会184

佐藤優【著】

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獄中記 岩波現代文庫 社会184

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2009/04/18
JAN 9784006031848

獄中記

¥440

商品レビュー

4.2

37件のお客様レビュー

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2026/04/25

予てから比較的ゆるく私淑する著者による渾身の実録書。前から読みたかった一冊。 とはいえ、文庫本600頁超(厚さ2.5cm!)のボリュームに加え、博覧強記で知られる著者自身の思考、思索、読書、研究を記した難解な内容は、容易に素早く読み終えられる代物とは到底云えず、読了には他の本を読...

予てから比較的ゆるく私淑する著者による渾身の実録書。前から読みたかった一冊。 とはいえ、文庫本600頁超(厚さ2.5cm!)のボリュームに加え、博覧強記で知られる著者自身の思考、思索、読書、研究を記した難解な内容は、容易に素早く読み終えられる代物とは到底云えず、読了には他の本を読むのとは比較にならぬほど多大な努力と忍耐を求められた。 何よりもまず圧倒されたのは、500日を超す獄中でも徹底して実践された、著者自身による「勉強」や「思索」への驚くべき真摯な向き合い方。それはもはや下手な学者や思想家の域を超えている。 例えば、その圧倒的な読書量。獄中で読み終えた数百冊もの読書リストには、自分が読む機会など一生なさそうな難解な学術書や思想・哲学書が羅列されるどころか、どこぞの外語大生の教科書かと思えるような語学書まで。これだけの量の書物を「読む力」だけでも想像を超えるのに、その内容を理解、咀嚼、消化し、著者自身の解釈、仮説、再構築を試みる「読後の思索」に投じる驚異的なエネルギーと頭脳の力。もはや「超人的」と云っても良い。著者を称して「知の巨人」と呼ぶ向きもあるのも頷ける。 併せて一方、著者にとって人生初の獄中生活そのものを見つめる目は何処までも優しく素直で癖が無い。その目を通した日常の新鮮な驚きや気付きの数々が、簡潔明瞭な表現で記された内容は、小さな子供や高齢者でも興味深く面白く楽しめる。 ある意味では、著者が生まれながらに併せ持つ、そのような「硬軟」一体な人間性、魅力が見事に表出された稀有な一冊と云えると思う。

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2026/04/13

https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/iwjs0027opc/BB01978705

Posted by ブクログ

2025/12/25

体調面から外出に不自由していたタイミングで再読。 佐藤さんは「『何でよりによってオレが・・・・・』という思い」(P.62)を抱きながらも、冷静に自らの状況を俯瞰し、できる範囲でできること(勉強や公判に向けた準備)をしっかり行う。自分自身の逆境もあって、非常に励みになりました。 「...

体調面から外出に不自由していたタイミングで再読。 佐藤さんは「『何でよりによってオレが・・・・・』という思い」(P.62)を抱きながらも、冷静に自らの状況を俯瞰し、できる範囲でできること(勉強や公判に向けた準備)をしっかり行う。自分自身の逆境もあって、非常に励みになりました。 「キリスト教神学では『何事にも時がある。時が満ちて初めて、次に進むことができる」という時間概念があります。今はじたばたしても仕方ありません。『時が満ちる』のを待って、ひたすら潜在力を付けることが賢明と考えています。他人を憎んだり、人間としての優しさを忘れ、自己中心的になるのではなく、あくまでも人間として崩れずに、『時が満ちる』のを待ちます。」

Posted by ブクログ

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