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多読術 ちくまプリマー新書
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多読術 ちくまプリマー新書

松岡正剛【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2009/04/10
JAN 9784480688071

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商品レビュー

3.7

294件のお客様レビュー

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2012/03/11

一部は参考になるかな

読書家、博学な松岡正剛さんが読書の方法について述べた本。みんながこの様には出来ないと思うけど一部は参考になると思います。良い本出会う確率は最高で3割5分、再読の必要性、速読にとらわれない等は参考になりました。

岡博文

2025/01/20

一言要約:読書とは、「間」を見つけ・繋ぐ「エクササイズ」である そのこころは、多読の醍醐味は一冊の本への集中というリスク過多と肩が凝るような「行い」から脱し、幾つかの本に同時並行で向き合うリスク分散と気分転換、そしてその複数の本の間に違いや共通性を見出すこと、これこそが「読書の本...

一言要約:読書とは、「間」を見つけ・繋ぐ「エクササイズ」である そのこころは、多読の醍醐味は一冊の本への集中というリスク過多と肩が凝るような「行い」から脱し、幾つかの本に同時並行で向き合うリスク分散と気分転換、そしてその複数の本の間に違いや共通性を見出すこと、これこそが「読書の本質」であり、最大のポイントは、これをエクササイズの如く「楽しむ」ことだろうと、帰結した

Posted by ブクログ

2025/01/15

知の巨人の、多読術! 【読書には「負の想像力」という見方や「フラジャイルな観察力」という見方が深く関係している----。 =規定された領域や明瞭な領分とつきあうのは、ふだんはそれでもいいけれど、調子が落ちているときは、むしろその根底になっていそうな「曖昧な部分」や「きわどい領...

知の巨人の、多読術! 【読書には「負の想像力」という見方や「フラジャイルな観察力」という見方が深く関係している----。 =規定された領域や明瞭な領分とつきあうのは、ふだんはそれでもいいけれど、調子が落ちているときは、むしろその根底になっていそうな「曖昧な部分」や「きわどい領域」や「余分なところ」に着目したほうが元気が出る。】 この示唆に出会えたところが一番の収穫だった。 さて。 読書は編集である!との松岡正剛氏の編集工学には過去に何度も何度も触れているが、その辺の説明になるといつもわからない...今日もわからなかった。まあそれでもいい。わかったつもりよりはいい...。この本がわかれば、『知の編集術』を再読したかったのだが、まだまだ自分は守破離の守を卒業できない。 松岡氏が、折口信夫はじめ民俗学を読み漁っていたころ、最も逆の方向と思えた宇宙論も多読していたらしく、そのへんの読書事情がのちの雑誌「遊」の創刊にあたって、『物理学と民俗学というまったく異質なセンスのものを、対角線を折るようにして追同させようという編集方針』に繋がったというエピソードは率直に驚いた。すごいことする人だ。 氏の思考(編集、そしてアナロジー)はベースの知識量がとんでもないこともあり、発想の飛ばしがいつも理解が難しく、わかる部分とわからない部分がマーブル。氏のおすすめのマーキング法、本をノートとして使う方法は氏の本に行うことこそ相応しいかもしれない。毎年、理解できるところが増えそう。 おすすめで読む意義は大きいと書いてあるが、氏が実際の体験で薦められた読書体験の例がむずかしそうすぎました。ソクラテスの弁明、ファウスト、論理実証主義入門....そして、ネルヴァルやブルトンやプレヴェールやハイゼンベルクやライプニッツとか言われるともう... 表紙を眺める、目次で想像する、は実際に日常的に取り入れていて読書効率があがっていると思う。千夜千冊もよく拝読しています。 それ以外にも本への構えや、本との関わり方についてたくさんの重要な示唆があり、各所に共感しつつ、酒豪ならぬ"本豪"譚を読んだ。(以下引用メモ) ----引用 ・感想を書くためには、初読当時の感想を今日時点からあらためて眺める、時間と空間をまたぐ視線、"再読"が必要 ・世の中に言葉にしにくいものがいろいろあるが、あまりに自分で表現を怠ると、自分の使う言葉と世の中で使う言葉の限界がごっちゃになって、そのうち身勝手な言語人間になってしまう ・読書とは未知のパンドラの箱が開くこと。伏せられていることが躍り出てくる。 ・本により、読み方により、感情やテイストやコンディションの多様性を楽しむ。いろいろな読み方がある。 ・こちらが無知だからこそ読書は面白く、それに尽きる。無知から未知へ、が読書の醍醐味。 ・読書とは、読み手がいつどのように読んだかという条件と共に生きており、客観的な良書や読書体系はない。 --- ちくまプリマーの対象はYAなので、ティーン。 なかなかティーンには難しいと思う。(ちくまプリマーってとてもむずかしくないですか?) こういうものを読まなければという名著っぽいものや思想家や文豪の名前に引っ張られず、楽しい読書をしてほしいけど、別に読書したって偉くないし何が変わるわけでもない。好きに生きて。

Posted by ブクログ