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足の裏に影はあるか?ないか? 哲学随想
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日出版社 |
発売年月日 | 2009/03/27 |
JAN | 9784255004716 |
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足の裏に影はあるか?ないか?
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商品レビュー
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13件のお客様レビュー
かなり充実したエッセイであった。 『私たち』に外はない 足の裏に影はあるか?ないか? 無関係という関係 あらかじめ失われた 一回性と反復 メタについて考えるかなりたくさんの題材が眠っていた。 ないよりもっとない。ある人にとってない人はないことが分かる。1番目はすでに2番目…本...
かなり充実したエッセイであった。 『私たち』に外はない 足の裏に影はあるか?ないか? 無関係という関係 あらかじめ失われた 一回性と反復 メタについて考えるかなりたくさんの題材が眠っていた。 ないよりもっとない。ある人にとってない人はないことが分かる。1番目はすでに2番目…本当に面白かった。
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哲学者入不二基義氏による初のエッセイ集である。既刊の序文を中心に構成された第ⅰ部、時間論的な哲学エッセイを集めた第ⅱ部、時事ネタを含む日常的エッセイの第ⅲ部、そして付録のプロレス論、どこから読んでも入不二哲学の魅力に触れることができる。 同氏の既刊書はよくもあしくも本格的な哲...
哲学者入不二基義氏による初のエッセイ集である。既刊の序文を中心に構成された第ⅰ部、時間論的な哲学エッセイを集めた第ⅱ部、時事ネタを含む日常的エッセイの第ⅲ部、そして付録のプロレス論、どこから読んでも入不二哲学の魅力に触れることができる。 同氏の既刊書はよくもあしくも本格的な哲学書がほとんどだったため、その分かりやすさとは裏腹に一般読者にとっては不当に馴染みの薄い哲学者であったが、本人をして「こういう本をずっと書きたいと思ってきた」と言わしめた本書は、読者を選ばぬ読みやすさと哲学ファンをも納得させる深さを兼ね備えた好著となった。 個人的には第ⅱ部の書き下ろし三篇が最も刺激的であり眩暈すら覚えた。普段何気なく見過ごしている常識が入不二製の哲学メスによって解剖されてゆくさまは芸術的ですらあり、少なくとも表現力においては3N(中島義道・永井均・野矢茂樹)を凌いでいるのではないかと思われる。付録のプロレス論は再録であるが、独創性はもちろんのこと後に開花する入不二哲学の萌芽が見られ興味深い。 松田行正氏の手による装丁も地味でありながら挑発的であり、「無さ」にこだわる入不二哲学を具現しているかのようである。入不二哲学のみならず哲学そのものの入口へと誘ってくれる本書は、一人でも多くの人に読んでもらいたい一冊である。
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日常のモチーフを徹底的に考察し、自然に哲学の世界にいざなってくれる本。平易にして難解、穏やかながら問題提起もある。全編豊かな情緒に満ちている。 かつてぼんやりと空想にふけっていた自分。今でも歳のわりに何事も上手く流せずいちいち引っかかりあまり生き方上手でない人間なもので、こうい...
日常のモチーフを徹底的に考察し、自然に哲学の世界にいざなってくれる本。平易にして難解、穏やかながら問題提起もある。全編豊かな情緒に満ちている。 かつてぼんやりと空想にふけっていた自分。今でも歳のわりに何事も上手く流せずいちいち引っかかりあまり生き方上手でない人間なもので、こういう本は知のストレス解消になる。 (蔵書につき引用省略)
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