まるまれアルマジロ！ 卵からはじまる5つの話

安東みきえ【作】, 下和田サチヨ【絵】

• 販売会社／発売会社: 理論社
• 発売年月日: 2009/03/01
• JAN: 9784652079478

商品レビュー

2024/11/11

まるまれアルマジロ!
―卵からはじまる5つの話

物知り父さんの知識にあきたらず、外の世界に羽を伸ばすオケラの親子の話、「オケラのお月見」。月だと思ったのは実は。。。
生まれたばかりのオカメインコに親だと思われたオオカミ。そのオオカミのなって欲しい物になろうとするオカメインコの話、「オオカミの大きなかんちがい」。大鷹にさげすまれるハゲタカの子供が知る、ハゲタカの誇りの話、「ハゲタカの星」。死んだダチョウの卵の代わりのまるまったアルマジロと、ダチョウの夫婦の話、「まるまれアルマジロ」。天使の使いとして、赤ん坊を運ぶ役を仰せつかったコウノトリの最初のお仕事の結末は、「心配性のコウノトリ」。5編の短編を通じて、生まれて来ること、愛すること、死ぬことの中の大切なことを気づくきっかけを与えてくれます。最初の話と最後の話が繋がる構成も竹蔵的には○でした。
悩んだ時に、良い本かな？

竹蔵

2022/06/17

ふんわり
だけどシュール
面白い
「頭のうちどころが悪かった熊の話」
とあわせて
また何度か読み直ししたい
妙興寺ブックオフにて取り寄せ

2022/05/01

卵から始まる動物寓話集。
「心配性のコウノトリ」優柔不断なコウノトリが親を決められないまま赤ちゃんは成長し…。子供が幸せになる保証のある家なんて初めからない。成長、旅立。大切なのは自立する力。