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ロング・グッドバイ レイモンド・チャンドラー・コレクション
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ロング・グッドバイ レイモンド・チャンドラー・コレクション

レイモンドチャンドラー【著】, 村上春樹【訳】

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ロング・グッドバイ レイモンド・チャンドラー・コレクション

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2009/03/15
JAN 9784152090102

ロング・グッドバイ

¥220

商品レビュー

4.1

40件のお客様レビュー

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2022/05/19

四半世紀以上前に、たぶん『長いお別れ』を読んだ。 そのときは、「なんてカッコいい」と思った。 同時期に読んでいた司馬遼太郎『竜馬がゆく』も吉川英二『三国志』も「カッコいい」と感じていた時代だ。 今、村上春樹訳『ロング・グッドバイ』を読んで、少し印象が追加された。 それは「カッコ...

四半世紀以上前に、たぶん『長いお別れ』を読んだ。 そのときは、「なんてカッコいい」と思った。 同時期に読んでいた司馬遼太郎『竜馬がゆく』も吉川英二『三国志』も「カッコいい」と感じていた時代だ。 今、村上春樹訳『ロング・グッドバイ』を読んで、少し印象が追加された。 それは「カッコいい」とは少し違う、郷愁を呼び起こす古紙のような匂い……。 ひょっとしたら『グレート・ギャツビー』同様、訳者村上春樹色が強いことからかもしれない(いや、村上春樹がフィッツジェラルドやチャンドラー色が強いのかも、嫌いではないけど)。 訳者村上春樹の力の入った“あとがき”は、ホントにこの本に「ゾッコン」であることが伝わってくる。 「主人公マーロウは“仮説・記号”、感情を排除し、三人称でありながら視点の一貫性をもたせる」……わかるようなわからないような。 そういえば、村上春樹訳『グレート・ギャツビー』の語り手も、モーム『月と六ペンス』や夏目漱石『こころ』の「私」も、「感情を排除した記号であること」といわれれば、なんとなくわかったようなきにもなる。 探偵フィリップ・マーロウ 今の時代では少々「ウザイ」やつだけどやっぱりカッコよく、 頭の中の日本語吹き替えは森山周一郎(紅の豚ポルコ・ロッソ)でいっぱいになる。 ジーナの店で「ギムレット」を飲みながら「飛べねぇ豚はただの豚よ」……やっぱりただの記号じゃないね……。

Posted by ブクログ

2020/06/24

あんなに分厚い本だったのに、読むことができた あんだけ一生懸命事件に向き合ったマーロウは最後の結末でどこか悲しそうだった

Posted by ブクログ

2019/05/27

村上春樹訳とのことで興味をひかれて読んでみた。 随分古い時代のものらしいが、古さを感じさせないのは訳者の力だけではないだろう。 いかにもハードボイルドでかっこよく、時折「う~ん!」とうならせる。シャーロックホームズとはまた違う洒落た感じがあった。 とても好きな部類。

Posted by ブクログ