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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet 角川文庫
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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet 角川文庫

桜庭一樹(著者)

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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2009/02/24
JAN 9784044281045

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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

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商品レビュー

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949件のお客様レビュー

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2026/07/12

とにかく儚くて、あのひと夏を一冊の本に引き延ばしたみたいな本だった。 例えるなら、溺れるナイフ、みたいな。もし実写化されたら、挿入曲は「コウを追いかけて」がぴったりだろう。疾走感があって、青くて、一瞬で、脆くて弱い嘘の膜の内側で息をする少女のお話。 この不思議なタイトルに惹かれて...

とにかく儚くて、あのひと夏を一冊の本に引き延ばしたみたいな本だった。 例えるなら、溺れるナイフ、みたいな。もし実写化されたら、挿入曲は「コウを追いかけて」がぴったりだろう。疾走感があって、青くて、一瞬で、脆くて弱い嘘の膜の内側で息をする少女のお話。 この不思議なタイトルに惹かれて手に取ってみて良かったです。

Posted by ブクログ

2026/06/22

ピアイベント「偶然の本棚」で紹介されている一冊です! 過酷な現実を生きる少女たちの葛藤を描いた文学性の高い作品です。 最新の所在はOPACを確認してください。 TEA-OPACへのリンクはこちら↓ https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/op...

ピアイベント「偶然の本棚」で紹介されている一冊です! 過酷な現実を生きる少女たちの葛藤を描いた文学性の高い作品です。 最新の所在はOPACを確認してください。 TEA-OPACへのリンクはこちら↓ https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=BB00553409&opkey=B178211503377774&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=0&cmode=0&chk_st=0&check=0

Posted by ブクログ

2026/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

わたしは海無し県の田舎で育ったから、この物語の舞台の日本海に面した田舎町はなんだかファンタジーのような遠い世界にも思えて、海野藻屑の嘘ばっかりの話も何だか受け入れられてしまうような不思議な力がある文章だった。 登場人物みんな一般の感覚とはだいぶズレているように思えた。田舎町にありがちな閉ざされた空間の中で狂ってしまった価値観がそのままテクストにも通用しているようだった。「実弾」を求める主人公の「あたし」の視点もかなり偏っていて、引きこもりの兄を神と崇めるように扱うのは彼女なりの貧しい暮らしを生きぬく術なのだろう。読者である自分も兄を美形でインテリの、知識人として受け入れていたが、「あたし」の担任のセリフでその認識が見事にひっくり返される。外から見れば兄は親から自立できていない単なる引きこもりであり、「あたし」が兄を異常なほどまでに崇拝していたと気づく。担任の先生は、花名山が校長室で絞られ、野球部からの退部を言い渡された後に「これで髪が伸ばせるな」と声をかけてしまうような無神経な人間として描かれるが、その一方で教師としての理想を持ち、「あたし」や藻屑を貧困や虐待から救おうと、「あたし」の視点からは語られていない部分で奔走していたのかもしれないことが終盤で分かる。藻屑を救えなかった担任の流す涙は、教育者としての責任というよりもむしろ海沿いの閉鎖的な田舎町に暮らす一般的な大人の無力さを感じた。 海野藻屑の嘘ばかりのセリフ、「砂糖菓子の弾丸」は、最初こそ異質だが、短い物語が進んでいくにつれてどんどん悲しみを、切実さを帯びていく。愛する父を、そして自分を守るために彼女がついた嘘も全て許せてしまうようになる。本を読み終わったあとも、彼女の放つ砂糖菓子の弾丸を欲してしまう自分がいることに気づく。

Posted by ブクログ

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