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自分の仕事をつくる ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2009/02/10 |
JAN | 9784480425577 |
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商品レビュー
4
202件のお客様レビュー
色んな人の仕事に対する価値観を覗ける本。 印象に残るフレーズがいくつかあった。 いい仕事は「矛盾の無い仕事」
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私は普通の会社員ですが、この本を読んで、いい「仕事」をしよう、と思いました。自分の仕事に活かそうと思ったことを以下に記します。 枠や型に囚われない。ツールでできる範囲の決まった型にとらわれず広く自由な発想をもつ パソコンに向き合う以外の生きた時間を大切にする。つくる前に体験の...
私は普通の会社員ですが、この本を読んで、いい「仕事」をしよう、と思いました。自分の仕事に活かそうと思ったことを以下に記します。 枠や型に囚われない。ツールでできる範囲の決まった型にとらわれず広く自由な発想をもつ パソコンに向き合う以外の生きた時間を大切にする。つくる前に体験の時間を重視する。そこから生きたアイデアが生まれる。 仕事の質的価値は効率性とは別物。雑務で効率を上げ、「つくる」仕事では生まれた時間をめいいっぱい使って質の高いものを。 早い段階からトライ&エラーを重ね、失敗を重ねることが成功への道筋。 それは自分が本当につくりたいものか、常に問いかけることを忘れない。 細部までこだわりをもつ。 仕事をする環境も大事。自然と触れ合い、自然の美しさを感じる体験をとおして「つくる」ためのアイデアが生まれることもある。 未来よりも今現在の充実、幸せを考える。働くいまこの瞬間に喜びや快感を得られるような働き方をする。 いまの仕事は意味がある仕事か。どんな仕事でも、価値ある仕事、働き方は自分でつくることができる。自分の仕事のオーナーシップは常に自分がもつこと。そして、その仕事を通じて、学び続けること。 自分を満たし、人に感謝される仕事をする。相手が何に喜び、何を望んでいるのか知るために、相手としっかり向き合う。 「労働」ではなく、「仕事」をする。
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※このレビューにはネタバレを含みます
・人間は「あなたは大切な存在で、生きている価値がある」というメッセージを常に探し求めている生き物であると思う。そして、それが足りなくなると、どんどん元気がなくなり、時には先進バランスを崩してしまう。 ・本人の「解像度」の高さが、その人のアウトプットの質を決める。 ・仕事の質はその人の在り方にも直結する。 ・生産性を上げるということは、そのデザインがファストフード化するということである。 ・生きていうことは、いろんな人の仕事ぶりに24時間365日接し続けるということである。そして「こんなもんでいいや」という気持ちで作られたものは、「こんなもんで・・・」という感覚をジワジワと人々に伝えてしまう。 ・イメージは最初からあるんじゃなくて、徐々に変化して固まっていくんだよね。その前はごちゃごちゃ。どんなものが出てくるかなんて分からないんだよ。 ・一番最初に考えたものが最後まで続くなんてありえないんだよ。 ・どのような分野でも技術の進化過程で起きる倒錯現象が起きる。写真ではなくカメラ収集、機能性ではなくデザイン。 ・五感の豊かさは人生の豊かさである。 ・大切なのは、本当の問題を発見する能力。表面的に目につく問題点は、より根本的な問題が引き起こしている現象の一つに過ぎない。 ・他の人の成功事例をマネすることが成功への近道である時代があった。しかし、必ずしも他の人の成功事例をマネすることが、自分の成功を約束するものではなくなったのが今の時代である。 ・その人がもっているもの、ちょっとした光っている部分に気がついて、ポッと焦点の合った仕事を与えると、人は必ず成長する。 ・たまに付き合っているだけではダメで、つねに横で触れていないと気がつかない。机の上を眺めていても分からないし、綺麗事を言ったところで本心を語ってくれない。いずれにしても、その人が持っている能力に気が付かずにダメにしてしまったら、指導者失格。 ・問題を解くのではなく、問題を作るという概念。世の中で一番難しいのは、問題を作ること。 ・人は高いエネルギーを内側に抱えている。それは子供や青年だけでなく、高齢者も同じであり、問題はそれをうまく昇華させるチャンネルがないことにある。内在的なエネルギーをよい形で燃焼させている人々は生き生きとしているが、できない人は別の歪んだ形でそれを処理せざるをえず、結果としてきれやすい若者のような現象が生まれるのである。 ・小さくて具体的な工夫の積み重ねが、大きな結果につながる。 ・好きだけど理由が分からないものいくつか並べてみることで、魅力的な物事に共通するものが見えてくる。 ・仕事に矛盾がないことが、しっくりきた。 ・「ダブルバインド」子供が愛しているわと声をかけて、冷たい態度をとること。 ・教育の現場にいると「感情をおもてに出せない子供たち」が増えている。しかしそれは、私たちが仕事を通じて社会に創り出している、ダブルバインドにあるのではないだろうか。 ・自分の仕事を作るためには、仕事に「合わせる」のではなく、仕事を自分に「寄せていく」ことが重要である。仕事の本質はそもそも変わらない。
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