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グローバリズム出づる処の殺人者より
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2009/02/15 |
| JAN | 9784163275604 |
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グローバリズム出づる処の殺人者より
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グローバリズム出づる処の殺人者より
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商品レビュー
3.9
16件のお客様レビュー
インドのカースト、ハルワイ「菓子職人」に生まれ、茶店で働く運命であったバルラム。 その境遇から逃れるため、車の運転を学び、金持ちの運転手になったが... 最後は怒涛の展開でした。 2009年出版、まだまだインドにはこんなに格差があるのか。
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原題は「ホワイト・タイガー」なのだが、邦題が捻りすぎていて、手に取りたくなる感じではない。私はNetflixで配信されていた映画を先にみた後、小説を読んだ。 小説の中身はなかなか凄い展開になっている。 フランス人作家が書いた「三つ編み」に登場するダリッドの親子も連想した。自分の力...
原題は「ホワイト・タイガー」なのだが、邦題が捻りすぎていて、手に取りたくなる感じではない。私はNetflixで配信されていた映画を先にみた後、小説を読んだ。 小説の中身はなかなか凄い展開になっている。 フランス人作家が書いた「三つ編み」に登場するダリッドの親子も連想した。自分の力ではなんともならないと思われていた未来を、自分の手で切り拓くことの困難さ。虐げられ蔑まれ続けてきた人々の思考を回転させる原動力とは。就職氷河期と呼ばれ辛酸を舐め続けてきた自分には非常に響く内容であった。
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大作の誕生を予感させる技量を感じるが、本作の場合、肝となる「温家宝への書簡」というプロットが、筋立てに何も貢献しておらず、惜しい。 殺人に向かって鬱積してゆく低層カーストの男の、魂の揺れは、読者をはぐらかすような軽妙な語り口で書かれる。ガンジス川を訪れる観光客を揶揄する場面など...
大作の誕生を予感させる技量を感じるが、本作の場合、肝となる「温家宝への書簡」というプロットが、筋立てに何も貢献しておらず、惜しい。 殺人に向かって鬱積してゆく低層カーストの男の、魂の揺れは、読者をはぐらかすような軽妙な語り口で書かれる。ガンジス川を訪れる観光客を揶揄する場面などに象徴的であり、21世紀の「読ませ方」としてはそうならざるを得ないことは理解できる。しかし、描かれる状況は過酷だ。 一方で、インド世界に無知な読者を前提にして書かれており、インドの闇を「広告」することが主眼のように思える。いわば外部に向かった告発本。この小説を、同胞であるインドの読者が読んだ時に、彼らに何かを残すかと考えた時に、疑問は残る。
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