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松本清張短編全集(06) 青春の彷徨 光文社文庫
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松本清張短編全集(06) 青春の彷徨 光文社文庫

松本清張【著】

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松本清張短編全集(06) 青春の彷徨 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2009/02/20
JAN 9784334745462

松本清張短編全集(06)

¥660

商品レビュー

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2023/09/02

第6巻にして、歴史小説の割合が減り、推理小説、謎解小説が増えてきた。社会派小説家、松本清張の誕生直前。そして、タイトル作「青春の彷徨」を含め、「市長死す」、「捜査圏外の条件」、「地方紙を買う女」など、タイトルがかっこいい。 とはいえ、どの作品も犯人が余計なことをしてしまい、犯罪...

第6巻にして、歴史小説の割合が減り、推理小説、謎解小説が増えてきた。社会派小説家、松本清張の誕生直前。そして、タイトル作「青春の彷徨」を含め、「市長死す」、「捜査圏外の条件」、「地方紙を買う女」など、タイトルがかっこいい。 とはいえ、どの作品も犯人が余計なことをしてしまい、犯罪が明らかになるという自滅型。読者としては、何でこんなことをするのか、と歯がゆいのだが、それもまた、犯罪者の恐怖であり、動揺なんだろう。 ところで「地方紙を買う女」は有名な松本作品「点と線」との共通点が多い。調べると、「点と線」の1年前に発表されている。

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2021/08/16

「ひとりの武将」が印象に残った。淡々とした筆致で、戦国時代における、ある生き様を描く。私が戦国武将だったら、彼のように不器用に行動したかも知れない。生まれ持った人間の器が小さければせっかくの熱意や努力もその限度を超えず、自ら台無しにしてしまうのである。誰のせいでもなく自分の宿命と...

「ひとりの武将」が印象に残った。淡々とした筆致で、戦国時代における、ある生き様を描く。私が戦国武将だったら、彼のように不器用に行動したかも知れない。生まれ持った人間の器が小さければせっかくの熱意や努力もその限度を超えず、自ら台無しにしてしまうのである。誰のせいでもなく自分の宿命というものかもしれない。

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2016/10/11

清張の作品には、阿蘇を舞台にしたものがある。 この作品の中の「青春の彷徨」がそうだし、短編全集1に収められている「情死傍観」もそうである。 多分、清張が北九州市生まれだからだろう。 収録作品は、 ・喪失(1956年) ・市長死す(1956年) ・青春の彷徨 ・弱味 ・ひとりの武...

清張の作品には、阿蘇を舞台にしたものがある。 この作品の中の「青春の彷徨」がそうだし、短編全集1に収められている「情死傍観」もそうである。 多分、清張が北九州市生まれだからだろう。 収録作品は、 ・喪失(1956年) ・市長死す(1956年) ・青春の彷徨 ・弱味 ・ひとりの武将 ・捜査圏外の条件(1957年) ・地方紙を買う女(1957年) ・廃物 ・運慶

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