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浮世女房洒落日記
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浮世女房洒落日記

木内昇【著】

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浮世女房洒落日記

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ソニーマガジンズ
発売年月日 2008/12/20
JAN 9784789733649

浮世女房洒落日記

¥550

商品レビュー

4.3

16件のお客様レビュー

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2025/08/29

(借.新宿区立図書館) 長屋に住む小間物屋の女房がつけた一年間の日記という体裁の本。周辺に起きるいろいろなことどもを描く。特に大きな事件も起きないが、長屋や周辺の人々や小事件などがうまく描かれている。 しかし、最初に書かれたこの日記(の現代語訳)が発見される契機的部分(ちょっと不...

(借.新宿区立図書館) 長屋に住む小間物屋の女房がつけた一年間の日記という体裁の本。周辺に起きるいろいろなことどもを描く。特に大きな事件も起きないが、長屋や周辺の人々や小事件などがうまく描かれている。 しかし、最初に書かれたこの日記(の現代語訳)が発見される契機的部分(ちょっと不穏。続きがあれば面白そう)がやや気になる。

Posted by ブクログ

2025/04/08

お江戸は神田の小間物屋、女房・お葛は二十七。お気楽亭主に愛想つかし、家計はいつも火の車。それでも風物たのしんで、美顔の探求余念なし。ひとの恋路にゃやきもきし、今日も泣いたり笑ったり。あっけらかんと可笑しくて、しみじみ愛しい、市井の女房が本音でつづる日記 そんな古い日記を屋根裏で...

お江戸は神田の小間物屋、女房・お葛は二十七。お気楽亭主に愛想つかし、家計はいつも火の車。それでも風物たのしんで、美顔の探求余念なし。ひとの恋路にゃやきもきし、今日も泣いたり笑ったり。あっけらかんと可笑しくて、しみじみ愛しい、市井の女房が本音でつづる日記 そんな古い日記を屋根裏で見つけた女性 それに添えられた椋梨順三郎という作家らしき人の但し書き 「日記を見つけ現代語訳したからいつか手にした者に出版してほしい」と… 江戸っ子女房の日記か〜 軽めの話だと油断したわ 何回も吹き出してしまった 元旦から始まり大晦日までの日記 この女房がお茶目で可愛い!そして長屋の面々が笑えて愛しい:.゚٩(๑˘ω˘๑)۶:.。♡︎ 木内さんこんな話も書けるのね 笑いのセンスも秀逸です♪

Posted by ブクログ

2017/08/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おかしなもんだ、生きるってのは! 江戸の長屋の小粋な人間模様。 気持ちいい位にカラッとした長屋の江戸っ子達は一癖も二癖もあり、その行動はツッコミ所満載の面白さ! 主人公のお葛さんの呟きに笑いっぱなし。 いつも素寒貧に悩み、こめかみに梅干しを貼りながらご亭主を怒鳴り、太ったことを気にしつつ甘いものに目がないお葛さん。 喧嘩っ早いご亭主との掛け合いはああ言えばこう言うのナイスコンビ。 「人は泣かなくとも生きていけるけど、笑わなきゃ生きていかれないんだ」 心に染みるセリフにもちょっとしんみり。 特に事件も謎解きもない、江戸庶民の何てことのない日常…なのにこんなにも愛しい! お、いつもの調子が出てきたよ! 詳しく丁寧な註釈も読んでいて面白かった。 木内さんは相当の江戸好きとみた。

Posted by ブクログ