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ウォーター・ビジネス 世界の水資源・水道民営化・水処理技術・ボトルウォーターをめぐる壮絶なる戦い
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 作品社 |
発売年月日 | 2008/12/20 |
JAN | 9784861822193 |
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
2008年刊行。◆代替のきかない「水資源」をめぐる現代の課題について広範に論じる。特に、著者は水道事業の民営化、下水処理の不備による水資源の汚染(特に途上国)に警鐘を鳴らす。◇加えて、土壌における保水力の低下にも強い問題意識を持っている。この意味で、日本において、森林保全・田園保全の重要性は環境面・水資源確保の面からも明白。◇本書は、これらを含め世界(地球)における水資源問題の全体像を知るには格好の書。◆なお、本書にあるように、中国のチベット政策を水資源確保の観点から見ると興味深い帰結が導かれそうだ。
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水に携わる者として読みました。 感想はホントに読んでよかった。 題名は水ビジネスですが、この著者はNPOの有力者で民間企業にとっては批判的な立場の人です。 しかしこの本はそういう人にありがちな定性的な批判だけして、非現実的若しくは無策の解決策しか提示しないという腹立たしい物ではなく。 きっちりと数字を出した世界の現状分析と各組織、民間セクター、官公セクター、NGO組織の動きをかなり詳細に書いてあります。 基本的に民間セクターの動きに批判的ですが、そのお陰で民間企業で生きてる私としては第三者的に物事が見えます。 最後に解決策も提示(実現可能かは?だが)し、主要な参考文献も書いてあるビジネス、学術的にも有用な本でした。 本の骨子は以下 途上国は有用な水に関する技術がなく、かつ先進国から債務を負っている ↓ 外資系民間セクターが参入し、あらゆる水サービスを行う。また途上国も債務があるためそれに頼る。債務があるため相手国の外資系を断りにくいというのもある。 ↓ 企業は利潤追及するため、誰にでも使える水の提供は不可能で、水道料金が払えなければ止める。 貧困層の水の状況は悲惨に。 ↓ 酷い企業だと約束事を守らず国を食い物にする。 やるべきことをやらず利潤を追及する。 中には国を追放された企業も。 こんな状況もあるのに世界は民間委託に進み続けている。それってやばくない? という話。 骨子はそんな感じですが、それ以外の世界の現状や各国、民間企業の戦略や現状も記してある良書です。 これを読むと仕事にやる気が出る。
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水資源の枯渇、民間企業のロビイングによるWTO、世銀、ODAの腐敗、水道事業民営化の失敗、水のビジネス化への警鐘。 確かに事実なのだろうが、民営化・民間企業に対する悪意が感じられ、一方的な視点からの記述が多いと感じる。 民営化に失敗下事例(貧困層に対する供給停止による撤退、水...
水資源の枯渇、民間企業のロビイングによるWTO、世銀、ODAの腐敗、水道事業民営化の失敗、水のビジネス化への警鐘。 確かに事実なのだろうが、民営化・民間企業に対する悪意が感じられ、一方的な視点からの記述が多いと感じる。 民営化に失敗下事例(貧困層に対する供給停止による撤退、水道料金の高騰など)が上げられているが、公営化に戻した事によるベネフィットの低下(ボリビアの水道事業の公営化による料金高騰・品質低下)などは触れられていない。 「公共財である水を食い物にする民間企業」という、解りやすい構図なのだろうが、民営化による効率性・受益者によるコストの適正負担についても記述しないと、水ビジネスの全体像は捉えられない。 併せて、別の本も読むべき。
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