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神の家の災い 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2008/11/29 |
JAN | 9784488219048 |
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神の家の災い
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商品レビュー
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検死官と托鉢修道士にふりかかる3つの謎。 双子の息子達が生まれて幸せいっぱいの検死官が、名誉をかけて引き受けてしまった謎解きの賭け、修道院の改修中に発見された女性の遺体。 そして古巣の大修道院で起きた連続殺人。 にっこにこの巨漢の検死官がキレるシーンは、なかなかスカッとしますよ。...
検死官と托鉢修道士にふりかかる3つの謎。 双子の息子達が生まれて幸せいっぱいの検死官が、名誉をかけて引き受けてしまった謎解きの賭け、修道院の改修中に発見された女性の遺体。 そして古巣の大修道院で起きた連続殺人。 にっこにこの巨漢の検死官がキレるシーンは、なかなかスカッとしますよ。カトリック、それも清貧を誓った托鉢修道士の恋もほのぼのとしてて良いです。猫やら豚やら馬までが生き生きと描かれていて、楽しい。 検死官の大岡越前の裁きのような情のあるところが、いい。
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複数の謎が同時進行するモジュラー型。或いはコールドケース+本格ミステリ。中心の連続殺人の動機、この時代にもあったのか。それにしてもこの時代の英国のカトリックの聖職者って、よく飲みよく食べるな。キャラが良いので、楽しく読めるシリーズ。
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摂政の企みで、宿泊者が必ず死ぬ“緋色の部屋”の謎を解くという賭に乗らざるを得なかったクランストン検死官。相棒のアセルスタン修道士の教会では、工事の際に人骨が見つかり、奇跡を起こす聖遺物だと教区の人々が大盛り上がり。そんな二人は、同時並行して修道院内で起きた連続殺人事件の謎にも挑む...
摂政の企みで、宿泊者が必ず死ぬ“緋色の部屋”の謎を解くという賭に乗らざるを得なかったクランストン検死官。相棒のアセルスタン修道士の教会では、工事の際に人骨が見つかり、奇跡を起こす聖遺物だと教区の人々が大盛り上がり。そんな二人は、同時並行して修道院内で起きた連続殺人事件の謎にも挑むことになります。 シリーズ三作目。下品で食っちゃ寝で酔っ払いのクランストンのことも、彼が抱える埋められない喪失感と殺伐とした仕事内容を考慮すれば、それなりに許容できるかなあと偉そうに思ったり。家庭内ではモード夫人に頭が上がらないところなどが憎めない所以です。 アセルスタンは未亡人のベネディクタをプラトニックに恋慕しているところがやはり可愛らしい(傍から見ると想いがだだ漏れのアセルスタン…)。彼は聖職者でありながら「奇跡」を容易に信じないところなど、現代人に近い理性の持ち主ですが、普段が穏やかなだけにキレ方はかなり激しく、受け持ち教区の影響でたくましくなっているんだねえ、という感じ。貧しくて倫理観が薄いように描かれてきた教区のみんなも、実は意外なほどアセルスタンを認めているみたいですね。 たまにえぐい時代描写や割合普通の謎解きより、細部を楽しむように読んだ方がいいのかも。 猫好きは、アセルスタンが愛するキャトリックな猫に注目。
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