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罪と罰(上) 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
| 発売年月日 | 2008/11/21 |
| JAN | 9784042087175 |

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罪と罰(上)
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商品レビュー
3.3
12件のお客様レビュー
貧しさは人を狂わせるのか。――若き大学生ラスコーリニコフは正義を掲げ老女を殺す。だが彼の心を支配したのは理屈ではなく罪悪感だった。人を裁く資格が自分にあるのか、神はどこにいるのか。ドストエフスキーの『罪と罰』は社会の闇よりも人間の心の闇をえぐる。懺悔と赦しをめぐる物語は現代の私た...
貧しさは人を狂わせるのか。――若き大学生ラスコーリニコフは正義を掲げ老女を殺す。だが彼の心を支配したのは理屈ではなく罪悪感だった。人を裁く資格が自分にあるのか、神はどこにいるのか。ドストエフスキーの『罪と罰』は社会の闇よりも人間の心の闇をえぐる。懺悔と赦しをめぐる物語は現代の私たちにも問う。正しさの名で他人を裁くとき私たちはラスコーリニコフにどれほど似ているのだろう。
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三島由紀夫、小林秀雄、村上春樹、平野啓一郎、… ドストエフスキーを読んで人生が変わった、影響を受けた、と随筆などで書いている作家や著名人を今に至るまで、本当に多く見かけてきた。 時代に関わらず普遍的なメッセージがあるんだろうなぁ、とは思いつつ、これまで何度もトライしては挫折してい...
三島由紀夫、小林秀雄、村上春樹、平野啓一郎、… ドストエフスキーを読んで人生が変わった、影響を受けた、と随筆などで書いている作家や著名人を今に至るまで、本当に多く見かけてきた。 時代に関わらず普遍的なメッセージがあるんだろうなぁ、とは思いつつ、これまで何度もトライしては挫折している。 まず、本筋から外れるエピソードが多い。今時のストーリーを追うものではないと分かってはいるが、それにしても話が進まない。 また、登場人物の名前が分かりにくく、同じ人が複数の呼び名で登場する。 齋藤孝氏は、登場人物の個性的なところにも注目すると良い、などと著作の中で触れていたので、今回はそういうところを含めてじっくり時間をかけて読んでいこう、と思い再トライ。普段は上下巻になっている場合、下巻を読み終わってからまとめて感想を書くが、今回は忘れないうちに、と思い現時点の感想を。 一つは、酒、そしてそれによる酩酊状態の場面が多い。ロシア人はウオトカを日常的に大量に呑み、アルコール依存が社会問題になっていると聞くが、それはここでもベースになっているのではないか。 また、上巻後半までは冗長な表現が多く、読み進めるのになかなか忍耐力が求められたが、ラスコーリニコフの書いた論文のくだりに入って、それまで感じていた「なぜラスコーリニコフが殺人を決意したのか?」というモヤモヤが晴れて、一気に引き込まれた。 下巻が楽しみだー!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
癇癪持ちだったという作者の反映なのか、登場人物全員情緒不安定&短気すぎてまともな奴がいない。理解できる行動をする登場人物がおらずイライラしてくる。ラスコーリニコフの「理論」は作中で議論が深まっていくのかと思っていたらそうでもなく、「道理はいいが犯行の際の過失で天秤が狂って、さてあらためて善とは……」というふうに議論がされていくのかと期待したけどただめちゃくちゃになっただけだった。殺人どうこうの前に最初から最後まで周りに迷惑かけすぎだろ。最後なんか救われた感じになってるけど納得いかねえぞ。罪に罰はあったが謝意がなかろうよ。個人的ハイライトは上巻ラスコーリニコフの馬に関する悪夢と下巻カテリーナの錯乱場面。壮絶な描写は精神的ブラクラで、暗澹たる気持ちにさせてくれた。ロシア文学の人名呼称の複雑さや晦渋な訳で読み通すのがしんどかったが、世界的名作を読破したという経験の価値を踏まえてこの評価点。
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