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地震防災
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社／発売会社 | 学術図書出版社 |
| 発売年月日 | 2008/10/10 |
| JAN | 9784873618173 |
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地震防災
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静岡大学など静岡県関係者がまとめた地震防災の本。 通り一遍の話も多いが気になる記述もある。 (1)「脅しの防災」は低頻度の東海地震のような場合、心理学的に有効とはいえない、地震という自然現象の負の側面を強調しすぎて、静岡の豊かな自然や土壌が地震で培われてきたという知識を教...
静岡大学など静岡県関係者がまとめた地震防災の本。 通り一遍の話も多いが気になる記述もある。 (1)「脅しの防災」は低頻度の東海地震のような場合、心理学的に有効とはいえない、地震という自然現象の負の側面を強調しすぎて、静岡の豊かな自然や土壌が地震で培われてきたという知識を教えないことで、間違った知識をすり込む恐れがある。（ｐ１４３） (2)CIS：非常事態ストレス、消防隊員、警察官、医療関係者などの職務として救援現場で従事する者は大きな心理的影響を受ける。たとえば、同僚の殉職などに直面すると上司や組織全体への強い怒りをもちやすい。（ｐ１３３） (3)クラッシュ症候群：重量物の四肢が長時間圧迫された後に救出された時に、圧迫された四肢から有害物質がでて心臓、腎臓など全身に障害が生じる。（ｐ１２２） 阪神・淡路では倒壊家屋に長時間閉じ込められた人にこの症状がでた。これも津波ではむしろ「黒」判定ばかりが最初多かったが、首都直下とか南海トラフではもう一度確認しておくべき事象。
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