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セックス格差社会 「恋愛貧者」「結婚難民」はなぜ増えるのか? 宝島社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2008/11/24 |
JAN | 9784796666848 |
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商品レビュー
3.4
18件のお客様レビュー
基本的にデータの羅列。 データを用いて論じていると言えば感じ良いが、結論ありきで数字をこねくり回している感じ。
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セックス格差社会。読みやすいけど、もっと深い話が読みたくなるかんじ。問題がこんなにあるよ、って紹介して、格差があれこれあるよ、って紹介本ぽかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2008年の本なので、2014年の現在の社会を鋭く見据えている部分もあり(晩婚化、婚活サイトの活況、移民による労働力問題etc..)なんかズレてる(あるいはデータから無理矢理こじつけている)と思う部分もあり。 たとえば、 ・労働時間が減ればセックスの時間が増えて少子化対策になる(→経済衰退による国力の衰えは無視?) ・所得税の配偶者控除を拡大するべき(いま廃止議論が…) ・外国人の労働力確保は時代の流れとして必至、体制を整えろ(→これは現状何とも言えないけど、治安への不安などマイナス面にはあまり言及されず…というか労働時間を短縮するんじゃなかったの?) などなど。 あと著者は私と同世代で、執筆当時はまだ30代のはずなのに、やたらと表現が古いのが気になった。(冒頭の「給湯室でよくあるやりとり」とか…そんな会話、しないっつーの!) 興味深いと思ったのはフランスの少子化対策は国民性としてセックス回数の多さが根底にあったから成功したのであって、日本にそのまま当てはめても…という部分。 なるほど確かに。しかし少子化対策=セックス回数推奨対策となると政治の出る幕はないような(笑) それからフリーセックスコミュニティを作って、生まれた子供はみんなで育てましょ、というフーリエさんの理論。なるほど確かにトンデモだけど、案外ありかも?!と思ってしまった。 ただ、この手の新書は結論が出ないのがもどかしいけど、社会に警鐘を鳴らすという役割ははたしているんだなーと。
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