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あなたに、大切な香りの記憶はありますか?
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2008/10/30 |
| JAN | 9784163276809 |
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あなたに、大切な香りの記憶はありますか?
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商品レビュー
3.5
27件のお客様レビュー
香りをモチーフにした手練れの作家による短編集。 しかしくせ者なのは「大切な香り」というのが必ずしも良い思い出や人の記憶に結びついてはいないところ。 忘れられない経験やその時代の空気感などが思い起こされる香りであれば確かに大切な香り手はあるのですがそこは一筋縄ではいかない物語ばかり...
香りをモチーフにした手練れの作家による短編集。 しかしくせ者なのは「大切な香り」というのが必ずしも良い思い出や人の記憶に結びついてはいないところ。 忘れられない経験やその時代の空気感などが思い起こされる香りであれば確かに大切な香り手はあるのですがそこは一筋縄ではいかない物語ばかり。 読んだことのない作家さんもいて新鮮でもありました。 熊谷さんと朱川さんは初めて読みましたがどちらもとても好きな作品でした。 熊谷さんの作品はちょっとハードボイルドっぽい雰囲気で展開が読めましたがそこも含めて好きな終わり方でした。 朱川さんの作品は関西弁のよさと童子のかわいらしさにほっこり。 他の方は、これまで読んだ主な作風そのものが端的に現れてる作品でした。「こういう雰囲気の話書く人だよね」という感じ。小池さんの作品の静謐な感じ、高樹さんの作品の女の怖さ、染みるようでした。 どこからでも読める気軽な一冊、ちょっと古いですがどこかで手に取ることができたらお薦めです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「香り」、「匂い」、「におい」をテーマにした短編集。 それぞれに味がある。 『いちば童子』より気に入った作品は、 ①巧い! ②共鳴 ④切味抜群 ⑤美しい!! ①夢の香り 石田衣良 35歳の季理子は鼻をひくひくさせる。20年間求めていた夢の中のにおいに遭遇して。 ②父とガムと彼女 角田光代 毒々しいほど甘ったるいガムのにおいは初子さん、私が小学校の頃、父と浮気していたのではないかと勘違いしていた女性が父の通夜に顔を出してくれたのだ。 ③いちば童子 朱川湊人 俺の好きだった市場の匂い。混ざり合うのではなく一つ一つが音階のよう。アイツも同じこと言うとった。 ④アンタさん 阿川佐和子 誤ってワインをかけてしまったオトコに、食事に誘われた。仕事は宮大工の見習い。私は彼を気に入るようになって、木の香りが好きになった。 ⑤ロックとブルースに還る夜 熊谷達也 予備校時代に2年間だけ住んでいた仙台・国分町。30年前によく通っていたロック喫茶がまだ残っていた。ドアノブを引くと、コーヒーとアルコールの入り混じった匂い。 ⑥スワン・レイク 小池真理子 叔母の家に泊まりに来て、行き先を告げずに出かける。優しい運転手のタクシーでたどり着いたのは水と雪の匂いだけするスワン・レイク。 ⑦コーヒーもう一杯 重松清 「ちょっと考えれば分かること」がわからなかった19歳の僕は、当時3つ歳上の彼女の部屋に住んでいた。ある日彼女はミルを買い、部屋を満たすようになった『マンデリン』の香り。 ⑧何も起きなかった 高橋のぶ子 高校時代、あらゆる匂いを譬えることで競合っていた品子と真子。28年ぶりの交流再開で今度は、いや・・・。 もちろん、『いちば童子』もいい。匿名だとしても滲み出る朱川作品の香りと後味。(ラストも、僕は好きなのだが・・・)
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香りにまつわる短編集。 「アンタさん」が印象的でした。女性の彼氏に対しての舞い上がり方や感情表現が面白かった。 「コーヒーをもう一杯」も男女の別れとコーヒーを紐付けた切ない話でジーンときました。 全体的にどの話も読みやすく、サラっと読めました。
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