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狂気の偽装 精神科医の臨床報告 新潮文庫
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狂気の偽装 精神科医の臨床報告 新潮文庫

岩波明【著】

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狂気の偽装 精神科医の臨床報告 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2008/10/27
JAN 9784101305721

狂気の偽装

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商品レビュー

3.7

21件のお客様レビュー

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2025/06/26

岩波先生、心的外傷という言葉が軽く用いられていることに違和感を抱いているようで、それには同意するけど、PTSDと診断された患者のフラッシュバックはなんて呼ぶべきなんだろ。「それをトラウマと呼ぶべきではない」との岩波先生の主張は分かるけど。(他に呼称があるのでしょう) 診断名や症状...

岩波先生、心的外傷という言葉が軽く用いられていることに違和感を抱いているようで、それには同意するけど、PTSDと診断された患者のフラッシュバックはなんて呼ぶべきなんだろ。「それをトラウマと呼ぶべきではない」との岩波先生の主張は分かるけど。(他に呼称があるのでしょう) 診断名や症状の呼称は専門家には重要だろうし、それが誤用されているのに警鐘を鳴らしたいのも分かるけど、患者にとっては診断名も症状の呼称よりも、今の自分の症状を緩和してくれる薬の特定のほうが重要なんだけど。

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2021/06/29

「心の病」を正しく解説しようとした労作です。前書きでは同業者で売れっ子の福島章の杜撰な学説開陳や森昭雄教授の無知などを批判しています。 本書は現場での自身の体験をふんだんに取り入れながらも、断定を避け、あくまでも症例の1つとして扱っているところに誠実さがある。 人は追い込まれると...

「心の病」を正しく解説しようとした労作です。前書きでは同業者で売れっ子の福島章の杜撰な学説開陳や森昭雄教授の無知などを批判しています。 本書は現場での自身の体験をふんだんに取り入れながらも、断定を避け、あくまでも症例の1つとして扱っているところに誠実さがある。 人は追い込まれると、自分以外の何かのせいにすることで安心感を得る。その1つが、「心の病」という漠然とした病名です。彼らは、病気だと診断されることを求め、精神科医はもっともらしい病名をつけることで金を稼ぐ。一見すると、誰にも迷惑をかけていないようだが、本当に治療すべき病気(もどき)を医者と患者で隠蔽する可能性や本来治療の必要がない人を薬漬けにしてしまう危険性、長い目で見れば精神医療の現場を混乱させる元凶だと問題提起している。本書は、そうした医者と患者の馴れ合いの関係に警鐘を鳴らしながら、マスコミ受けを狙った本来あり得ない病名の乱造に危機感を抱く精神科医の臨床報告書です。

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2020/09/23

10年以上前の著作だが、本質的な問題は変わっていないように思う。病院は仕事や恋愛の悩みなど個人的な問題を解決する場ではない。その問題を「創作」「捏造」された病名によって患者にされる人、患者になることを望む人の利害一致の構図がある。治療が必要な精神科疾患とは? 様々な事例から読み解...

10年以上前の著作だが、本質的な問題は変わっていないように思う。病院は仕事や恋愛の悩みなど個人的な問題を解決する場ではない。その問題を「創作」「捏造」された病名によって患者にされる人、患者になることを望む人の利害一致の構図がある。治療が必要な精神科疾患とは? 様々な事例から読み解く壮絶な一冊。 解説はステレオタイプさながらで読むに値しない。

Posted by ブクログ