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定本 日本近代文学の起源 岩波現代文庫 学術202

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2008/10/18 |
JAN | 9784006002022 |


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定本 日本近代文学の起源
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商品レビュー
4.2
19件のお客様レビュー
奈良の豊住書店さんで購入。すぐ忘れるのでいくらかメモしながら読む。1章 風景の発見 国木田独歩の「忘れえぬ人々」を読みたくなった。(とりあえず、電子書籍で取り込んだ) 2章 古文における文末 主語なしでも通じる。そんな話を他でも聞いたことがあった。言文一致となるとそこが崩れてくる...
奈良の豊住書店さんで購入。すぐ忘れるのでいくらかメモしながら読む。1章 風景の発見 国木田独歩の「忘れえぬ人々」を読みたくなった。(とりあえず、電子書籍で取り込んだ) 2章 古文における文末 主語なしでも通じる。そんな話を他でも聞いたことがあった。言文一致となるとそこが崩れてくる。二葉亭四迷によるツルゲーネフの翻訳を読んでみたい。 3章 古来、恋はあったが恋愛は教会で生まれた。明治に入りキリスト教に傾倒した者たちも後にマルクス主義に転向していく。小説における告白とは何か。ルソーの「告白」は小説か? 4章 結核にかかりたいと思う人々。癌という隠喩。明治以前の日本の医学。医師が薬も出す。鍼灸も医師。明治期、国家が認めるのはオランダ医学のみに。 5章 子供と大人の分割、遊びと労働の分割 軍隊も学校である。 6章 芥川・谷崎論争 何が問題だったのか。芥川の自死。 7章 やはりルソーの「告白」は小説か。ノベル、ロマンス、アナトミー、グロテスク、カーニバル、笑い、告白・・・ あとがき、外国版への序文 近代化、西洋化、植民地化・・・ うーん、もやもや、奇しくも来月から「舞姫」の読書会に参加することになった。鴎外をしっかり読んでみたい。江戸時代の文学も読みたい。「八犬伝」はまず映画を観たい。西鶴も読みたい。いったい、文学とは何なのか。と思って本棚を見ていたら、桑原武夫の「文学入門」があった。これも読んでみたい。日本の近代化については、単なる西洋化ではないと考えている。これは梅棹忠夫による。日本は独自に近代化していたという例をいくつも読んだ。外国人を受け入れて行くにあたっては漢字の問題が大きい。AIなどで状況は変わるのか。読んできた小説の数が少なすぎる。読み方が浅すぎる。これから、自由な時間が増える中、何を、どのような読み方で読んで行けばよいのか。いずれにしてもはっきりしたのは、同じような考え方が繰り返し登場することで、理解が深まるということ。一回読んだくらいではほとんど記憶に残っていない。かと言って再読しようとも思えないから、1冊の中に、似た話が何度も出て来るのがいい。あるいは、同じ著者の似た内容の本を読んで行くのがいい。外国語版へのあとがき、序文を読んでいてそう思った。もっと内容はかぶっていて良かったのだが。まあ、ドイツに対して書くことと、韓国に対して、中国に対して書くことは違って当然なのか。
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風景や内面など、今では当たり前だと思いがちな要素は、実は明治時代以降の制度や明治20年前後に発生した言文一致運動によって誕生したと著者は指摘する。言文一致に関しては、語尾と主語の関係、「彼」、「彼女」、「私」という表現の役割を本書では語られている。また武士の支えであった「武士道...
風景や内面など、今では当たり前だと思いがちな要素は、実は明治時代以降の制度や明治20年前後に発生した言文一致運動によって誕生したと著者は指摘する。言文一致に関しては、語尾と主語の関係、「彼」、「彼女」、「私」という表現の役割を本書では語られている。また武士の支えであった「武士道」の理念が封建制において有効であったこと、明治の没落士族とキリスト教の関係についての面白い指摘をする。いずれにせよ、昔から存在した思われるもののなかに、実はある時代を境に制度化されたものだと著者は読者に教える。
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正直に言うと、ほとんどよく分からなかった。 でもそれは私の背景知識と読解力の不足によるものだと思う。 しかし、第5章「児童の発見」はよく理解できたし、非常に鋭い考察だった。 「子供」という概念は,近代に生まれたモノであるという趣旨の論には胸を打たれた。ここだけで星4。 また文学...
正直に言うと、ほとんどよく分からなかった。 でもそれは私の背景知識と読解力の不足によるものだと思う。 しかし、第5章「児童の発見」はよく理解できたし、非常に鋭い考察だった。 「子供」という概念は,近代に生まれたモノであるという趣旨の論には胸を打たれた。ここだけで星4。 また文学関連の知識を身につけた時に、他の章もきちんと読み直したい一冊だった。
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