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賭博/偶然の哲学 シリーズ道徳の系譜
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2008/10/30 |
| JAN | 9784309244556 |
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賭博/偶然の哲学
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賭博/偶然の哲学
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
競馬好きの哲学者(という紹介で合っているのか?w)が「賭博とは何なのか?」という問いに向き合った一冊。タカモト式から入って予想する・賭ける・勝つという行為/結果の奥深さを教えてくれる第1章からもう面白すぎる。未来の予測精度を上げることに全力を注ぎながら「勝つ可能性が低いと考えられ...
競馬好きの哲学者(という紹介で合っているのか?w)が「賭博とは何なのか?」という問いに向き合った一冊。タカモト式から入って予想する・賭ける・勝つという行為/結果の奥深さを教えてくれる第1章からもう面白すぎる。未来の予測精度を上げることに全力を注ぎながら「勝つ可能性が低いと考えられる」穴馬を買って、さらに「予想を裏切るサプライズを期待する」という矛盾。偶然にもあれこれ議論を呼んでいるサッカーのカタールW杯の最中に読めたのは良かった。
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人間存在の偶然性について哲学的に考察をおこなっている本です。 本書でまずとりあげられるのが、「タカモト式」と呼ばれる競馬の予想法です。「タカモト式」では、日本の競馬はすべてJRAの仕組んだレースであり、しかもJRAはその結果をさまざまなサインを用いてファンに伝えているという「世...
人間存在の偶然性について哲学的に考察をおこなっている本です。 本書でまずとりあげられるのが、「タカモト式」と呼ばれる競馬の予想法です。「タカモト式」では、日本の競馬はすべてJRAの仕組んだレースであり、しかもJRAはその結果をさまざまなサインを用いてファンに伝えているという「世界観」にもとづいていると著者はいいます。こうした「世界観」は、偶然的な世界のうちに必然的な法則の兆候を読み取ろうとする、人間の思考のありようをカリカチュアライズしたものとしてみなすことができるでしょう。 第二章では、九鬼周造とドゥルーズという二人の哲学者がとりあげられ、彼らの思想を著者自身の観点から読み解きつつ、「賭ける」という人間の行為はけっきょくのところ、世界の偶然性に対してどのように向きあうことなのかという問いが追及されています。最後に著者は、フーコーの生権力論などを手がかりに、偶然的な世界を計算可能なものとみなすリスク社会論の前提を吟味しなおす試みをおこなっています。 著者の問題意識については理解できたように思いますが、本書の議論を通じて示された偶然性に対する感受性が、哲学的にどのような水準に位置づけられるのかという見通しがなかなか得られず、もどかしさを感じてしまいました。
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生=権力論の襞に迫り、リスク社会論の盲点を突いて、生きることを、どこまでも偶然性を帯びた瞬間における賭けとして浮き彫りにするとともに、そこにある世界への信にもとづく倫理を構想しようとする力強い一冊。本書の通奏低音をなしているのは、著者の競馬への並々ならぬ愛であるが、それが賭けと...
生=権力論の襞に迫り、リスク社会論の盲点を突いて、生きることを、どこまでも偶然性を帯びた瞬間における賭けとして浮き彫りにするとともに、そこにある世界への信にもとづく倫理を構想しようとする力強い一冊。本書の通奏低音をなしているのは、著者の競馬への並々ならぬ愛であるが、それが賭けとしての生への洞察を深めている点が好ましい。それにもとづけば、生きるとは、偶然的な瞬間において、世界への信にもとづいて一歩を踏み出す賭けなのだ。そのような洞察が、ドゥルーズと九鬼周造の読解にもとづいて語り出されているわけだが、その読解に充てられた一節は、両者に通じていないと議論に付いて行きづらいかもしれない。また、著者の賭けの思想は、最終的に──著者の思いに反して──デリダに近いところに達しているようにも見える。
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