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できそこないの男たち 光文社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2008/10/20 |
JAN | 9784334034740 |
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できそこないの男たち
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商品レビュー
4
160件のお客様レビュー
(2009/4/5) 「生物と無生物のあいだ」で一躍新書界(?)の寵児となった感のある福岡伸一さんの待望の新作、、、というにはだいぶ時間がたったが、ようやく読むことが出来た。 アダムからイブが作られたのではない、その逆だ。 「人は女に生まれない。女になるのだ。」(ボーヴォワール)...
(2009/4/5) 「生物と無生物のあいだ」で一躍新書界(?)の寵児となった感のある福岡伸一さんの待望の新作、、、というにはだいぶ時間がたったが、ようやく読むことが出来た。 アダムからイブが作られたのではない、その逆だ。 「人は女に生まれない。女になるのだ。」(ボーヴォワール)も、それは男のこと、、。 というのがこの本の大きなコンセプトかな。 生物はもともと女が女を産むものであった。しかしそれでは遺伝子が均一化し、天変地異の際、その遺伝子が適応できなければ種は全滅する。それを避けるため、女が男を産み、男は別の女に自分の母親の遺伝子を注ぐ、それによって多様な遺伝子が作られ、種が生き延びる可能性が強くなる。 男が女からにわか作りされたことの証明は、蟻の門渡りで見ることが出来る。 現在の社会が男が支配しているように見えるのは、女が欲張って、男の役割を遺伝子運搬のみならず生産活動までさせたことによる。男は余剰物を蓄え、交換が始まり、政治が起こり、力を持った、、、。 そんな展開の新書になっている。 「生物と、、、」ほどのセンセーショナルさはないが、流れるように物語は進み、すこぶる読みやすい。 そういえば私が天皇後継問題で論議していたY染色体にも触れている。科学的には何てこと無い問題みたいだ。 だとしたら尚のこと存在意義がなくなってしまう。 しかしあのおことばはよかった。 今の日本社会に天皇が存続する合理的理由をどう見出せばいいのだろう。それはとりもなおさず後継問題につながると思う。。。 話しそれました。まずまず良書です。
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「生物と無生物とのあいだ」で示した素晴らしい文章力に更に磨きをかけ、今回は「性」の問題に迫る。 構成のうまさに唸らされた。 デイビッド•ペイジの発見(男を規定するy染色体は消滅しないことを提唱)と、旧約聖書、ボーボワールからスタートする。 「性」の謎を解く鍵がアンドロギュヌスにあ...
「生物と無生物とのあいだ」で示した素晴らしい文章力に更に磨きをかけ、今回は「性」の問題に迫る。 構成のうまさに唸らされた。 デイビッド•ペイジの発見(男を規定するy染色体は消滅しないことを提唱)と、旧約聖書、ボーボワールからスタートする。 「性」の謎を解く鍵がアンドロギュヌスにあるとする、とする「つかみ」のうまさ! これにやられた。 そして、秀逸な表題の付け方! (「見えないものを見た男」「男の秘密を覗いた女」「匂いのない匂い」「誤認逮捕」「弱きもの、汝の名は男なり」「Yの旅路」「余剰の起源」) これにもやられた。 生物にあっては、メスこそがデファクト•スタンダードなのだ。 知らなかった! オスは、メスをちょこちょこと改造して出来た「できそこないの生物」に過ぎない。 オスが弱いのはそのためだ。 メスが、もとい、女性が強いのは、生物学上当然なのだ。 知らなかった! 納得した。 ガツン、ガツンとやられっぱなしで、読み終わり、風呂に入ると、つい、男である自分が「できそこない」であることを、確認してしまうのだ。 そして、呟かざるを得ない。 「弱きもの、それは男なり」と。
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1801027391927816335?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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