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できそこないの男たち 光文社新書
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できそこないの男たち 光文社新書

福岡伸一【著】

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できそこないの男たち 光文社新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2008/10/20
JAN 9784334034740

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できそこないの男たち

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商品レビュー

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159件のお客様レビュー

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2024/08/20

生物と無生物とのあいだ」で示した素晴らしい文章力に更に磨きをかけ、今回は「性」の問題に迫る。 構成のうまさに唸らされた。 デイビッド•ペイジの発見(男を規定するy染色体は消滅しないことを提唱)と、旧約聖書、ボーボワールからスタートする。 「性」の謎を解く鍵がアンドロギュヌスにある...

生物と無生物とのあいだ」で示した素晴らしい文章力に更に磨きをかけ、今回は「性」の問題に迫る。 構成のうまさに唸らされた。 デイビッド•ペイジの発見(男を規定するy染色体は消滅しないことを提唱)と、旧約聖書、ボーボワールからスタートする。 「性」の謎を解く鍵がアンドロギュヌスにあるとする、つかみのうまさ! これにやられた。 そして、秀逸な表題の付け方! (「見えないものを見た男」「男の秘密を覗いた女」「匂いのない匂い」「誤認逮捕」「弱きもの、汝の名は男なり」「Yの旅路」「余剰の起源」) これにもやられた。 生物にあっては、メスこそがデファクト•スタンダードなのだ。 オスは、メスをちょこちょこと改造して出来た「できそこないの生物」に過ぎない。 オスが弱いのはそのためだ。 メスが、もとい、女性が強いのは、生物学上当然なのだ。 ガツン、ガツンとやられっぱなしで、読み終わり、風呂に入ると、つい、男である自分が「できそこない」であることを、確認してしまうのだ。 そして、呟かざるを得ない。 「弱きもの、それは男なり」と。

Posted by ブクログ

2024/06/13

メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1801027391927816335?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

Posted by ブクログ

2024/05/07

性染色体の発見から始まり、性決定遺伝子の同定、オスの発生学、アリマキの生活環などが紹介されていた。 どのような実験や論文発表の過程を経て、性決定遺伝子を発見したのかがとても面白く分かりやすく書いてあった。 ヒトは受精後6週目まで全てメスとして発生し、オスになる場合は7週目からメス...

性染色体の発見から始まり、性決定遺伝子の同定、オスの発生学、アリマキの生活環などが紹介されていた。 どのような実験や論文発表の過程を経て、性決定遺伝子を発見したのかがとても面白く分かりやすく書いてあった。 ヒトは受精後6週目まで全てメスとして発生し、オスになる場合は7週目からメスの生殖器官を縫い合わせてオスの生殖器官を発達させることなどから、筆者はオスを出来損ないのメスと考えている。 その他にも生物学的にオスがメスをカスタマイズして出来たことによる様々な不都合が紹介される。 個人的に面白かったのはアリマキの話。基本はメスのみで受精せずクローンとして殖えるが、気温が下がると性染色体を一本減らしてオスを産む。 オスは染色体が少なく貧弱で、しかもオスとの受精卵から生まれるのはメスのみ(n+0の精子は死に、n+Xの精子しかないため)。オスはより良いメスを産みだすために一時的に作られるものにも見え、そのような世界があると知り面白いと思った。

Posted by ブクログ

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