1,800円以上の注文で送料無料

時のかさなり 新潮クレスト・ブックス
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

時のかさなり 新潮クレスト・ブックス

ナンシーヒューストン【著】, 横川晶子【訳】

追加する に追加する

時のかさなり 新潮クレスト・ブックス

定価 ¥2,530

770 定価より1,760円(69%)おトク

獲得ポイント7P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

9/16(月)~9/21(土)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2008/09/25
JAN 9784105900717

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

9/16(月)~9/21(土)

時のかさなり

¥770

商品レビュー

4.3

17件のお客様レビュー

レビューを投稿

2015/12/09

歴史って学生の頃から、得意じゃなかったし… たまに観る戦争映画って、 ベトナムだったり、 ドイツナチス題材だったり、 ニッポン悲劇テーマだったりして。 そんなこんなで第二次世界大戦のことを 知っちゃったりしてた気分でいた。 で、このくらいのお話だけでも 知らない...

歴史って学生の頃から、得意じゃなかったし… たまに観る戦争映画って、 ベトナムだったり、 ドイツナチス題材だったり、 ニッポン悲劇テーマだったりして。 そんなこんなで第二次世界大戦のことを 知っちゃったりしてた気分でいた。 で、このくらいのお話だけでも 知らない事がいーっぱいあった気分。 もう、なんか知らなくてごめんなさい って気分。 でも、生きて繋いでいって今なんだよね。 ありがとね、とも想う。 6歳って繊細だったんだね。

Posted by ブクログ

2014/10/24

友人のオススメと、まあ新潮クレストなら基本的にハズレは無いだろうという軽い気持ちで読み始めたのだが、あまりの面白さにほとんど一気読み。物語は6歳の子供 4人がナレーターとなって 1編ずつを語る 4編構成。それぞれ、ソル(2004年、米国)、その父ランダル(1982年 イスラエル)...

友人のオススメと、まあ新潮クレストなら基本的にハズレは無いだろうという軽い気持ちで読み始めたのだが、あまりの面白さにほとんど一気読み。物語は6歳の子供 4人がナレーターとなって 1編ずつを語る 4編構成。それぞれ、ソル(2004年、米国)、その父ランダル(1982年 イスラエル)、その母セイディ(1962年、カナダ)、その母クリスティーナ(1944年、ドイツ)の 4人で、子供の目から見た両親や祖母の謎が、物語が世代を溯るにつれて明らかになっていく。 物語の端々には 9.11 航空機テロ、パレスチナ紛争と難民キャンプの大量虐殺、ドレスデン大空襲など様々な歴史的な悲劇が折り込まれていて、中でもメインとなっているのはナチスによるレーベンボルン(生命の泉)拉致事件。当時のナチス政権は戦争で減ったドイツ人口を補うために 25万人もの子供を拉致したとのことで、著者がこの事件を知ったことが本書執筆のきっかけだったそうだ。この社会的な告発を、こういう凝った小説として構成できるナンシー・ヒューストンは、まさに物語の魔術師と言えよう。しかも、この本で描かれる様々なエピソードは、必ずしもナチスだけを(あるいはユダヤ人だけを)悪と決めつけるものではなく、普遍的な人間の愚かさと残虐性を明らかにしている。 痣、人形、歌、「ドイツ語のアルファベットを後から読んでいた」などなど世代を越えた呼応も芸が細かく、再読、再々読に耐える。訳者解説も的確で素晴しい。

Posted by ブクログ

2014/06/19

主人公は、2004年のアメリカのソル、1982年のイスラエルのランダル(ソルの父)、1962年のカナダのセイディ(ソルの祖母)、1944~45年のドイツのクリスティーナ(ソルの曾祖母)。時代を遡り、6歳の子どもの視点で語られる、ある一族の物語です。 家族の日常、とくに母親との関...

主人公は、2004年のアメリカのソル、1982年のイスラエルのランダル(ソルの父)、1962年のカナダのセイディ(ソルの祖母)、1944~45年のドイツのクリスティーナ(ソルの曾祖母)。時代を遡り、6歳の子どもの視点で語られる、ある一族の物語です。 家族の日常、とくに母親との関係を描きながらも、数々の戦争や政治的問題に触れていて、アイデンティティーとは何かと考えさせられます。 また、子どもの視点であるからこそ、小さな謎があちこちに残されたまま話が進んでいき、それがすべて解き明かされたときクリスティーナのたどった過酷な運命を知ることとなります。その構成が見事です。 読み終わるとまた初めから読み返したくなるのですが、いちばん初めのソルの章でしばしば気分が悪くなってしまうのが難点。これから読む方、ここで読むのをやめないでほしいです。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品