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言葉を育てる 米原万里対談集 ちくま文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2008/09/10 |
| JAN | 9784480424709 |

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商品レビュー
4.1
28件のお客様レビュー
11人との対談を集めたもの。文庫オリジナル編集。 とくに内容が濃いのは小森陽一、星野博美、田丸公美子との対談。小森は小学時代の3年間プラハで一緒だった。いわば万里の弟分。その時に受けたソビエト学校での教育が自分の生き方にどう影響を与えたかを話している。星野とは、リアルな香港や中国...
11人との対談を集めたもの。文庫オリジナル編集。 とくに内容が濃いのは小森陽一、星野博美、田丸公美子との対談。小森は小学時代の3年間プラハで一緒だった。いわば万里の弟分。その時に受けたソビエト学校での教育が自分の生き方にどう影響を与えたかを話している。星野とは、リアルな香港や中国をめぐる話題。20年後のいま読んでも興味深い。そして同業・同年齢・同趣味の田丸とはもちろん過激な対談、それも5連発。なかでもフロアに観客のいる公開放談が可笑しい。 巻末は黒岩幸子による追悼エッセイ(全32ページ)。「狸」メイクではない素顔の米原万里について書いている。これが何度読んでもいい。出張先で出会った野良犬(ゲン)や2匹の捨て猫(無理や道理)を保護して家に連れ帰る時のことも書かれている。ということは、『ヒトのオスは飼わないの?』に出てくる同僚の通訳者大森真梨子(仮名)が黒岩さんか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本書は、通訳者・作家の米原真理氏の没後に出版された対談集。 「通訳は一語一語訳すのではなく、言いたいことを掴んで自分の言葉で伝えること」という通訳の神髄が、随所で語られている。 勿論ロシア語の圧倒的な能力があることが大前提で、加えて「一度ダメと思われたら次はない、シビアな実力主義の社会。だから徹底的に準備をする」という、あくなき知識欲、好奇心あっての発言だが、たまに野良の通訳をやる(やらされる)私にとって、本当に見習いたい姿勢である。 『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』を彼女の没後かなり経過してから読んだのが、私が米原真理氏を知ったきっかけである。 本当に、生きている間に通訳をしている姿を、一度でいいから見たかった。
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心に残ったところ P32〜33 小森 〜分かりやすさには二つある。〜単純化して説明しちゃうことが多い。〜 米原 〜複雑なことを複雑なまま、しかも分かるように書くには、その分野の知識だけでなく広い周辺知識が必要になるしね。それに、分かり難さが読み手の能動的力を引き出すこともある。〜...
心に残ったところ P32〜33 小森 〜分かりやすさには二つある。〜単純化して説明しちゃうことが多い。〜 米原 〜複雑なことを複雑なまま、しかも分かるように書くには、その分野の知識だけでなく広い周辺知識が必要になるしね。それに、分かり難さが読み手の能動的力を引き出すこともある。〜相手を想定して書く。その人に分かるまで、書き直していくほかないんじゃないかな。
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