- 中古
- 書籍
- 書籍
フッサール 傍観者の十字路 哲学の現代を読む7
定価 ¥3,080
1,540円 定価より1,540円(50%)おトク
獲得ポイント14P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 2008/09/17 |
JAN | 9784560024713 |
- 書籍
- 書籍
フッサール
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
フッサール
¥1,540
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
フッサールの哲学を、著者が自分自身の言葉で語りなおして解説した本です。 扱われている内容は、『論理学研究』における心理主義批判、『イデーン』における超越論的主観性、『デカルト的省察』における他我論、『危機書』における生活世界論などです。他の解説書とはすこし違った角度から、フッサ...
フッサールの哲学を、著者が自分自身の言葉で語りなおして解説した本です。 扱われている内容は、『論理学研究』における心理主義批判、『イデーン』における超越論的主観性、『デカルト的省察』における他我論、『危機書』における生活世界論などです。他の解説書とはすこし違った角度から、フッサールの哲学を見なおすのに役立ちました。 とくに他我論の解説が独創的で、自己とは、「べつの体験」を生きる「我」としての他者を、「いまのわたし」とはべつの「もうひとりのわたし」「いつかのわたし」としてとらえ、さらにそのような意味での他者との遭遇が、「未知なる他者」へと向かう志向性と折りあいをつけていく際限のない運動のもとで生じるという考えが述べられています。 著者が明言しているわけではないのですが、あまり評判のよくないフッサールの他我構成にかんする議論を、レヴィナスなどの発想をもとに新しい視角から解釈しなおす試みといえるのではないかと思います。
Posted by