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サスツルギの亡霊 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2008/09/11 |
JAN | 9784062761444 |
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サスツルギの亡霊
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商品レビュー
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数年前、南極大陸で亡くなった兄からからカメラマンの弟拓海の元にハガキが届く。 兄の死には謎が多く、越冬隊に参加した拓海の周りでも不自然なこと、殺人が次々起こり、それに振り回されながらも真相に近づいていく話。 ミステリーの内容は、それぞれの動機にあまり共感出来なかったが、南極ま...
数年前、南極大陸で亡くなった兄からからカメラマンの弟拓海の元にハガキが届く。 兄の死には謎が多く、越冬隊に参加した拓海の周りでも不自然なこと、殺人が次々起こり、それに振り回されながらも真相に近づいていく話。 ミステリーの内容は、それぞれの動機にあまり共感出来なかったが、南極までの航海の荒れ具合や南極に着いたあとの運営や居住事情など知ることができて興味深かった。
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南極の昭和基地が舞台の、クローズド・サークル・ミステリー。 まず最初に、知人に何人か南極観測隊員として南極に行っていた人がいるので、人も資源も予備はあっても余剰のない南極で、これほど人が死んで物が破壊されるのはないなーと思いました。 欲に駆られようが証拠隠ぺいを図ろうが、自分の...
南極の昭和基地が舞台の、クローズド・サークル・ミステリー。 まず最初に、知人に何人か南極観測隊員として南極に行っていた人がいるので、人も資源も予備はあっても余剰のない南極で、これほど人が死んで物が破壊されるのはないなーと思いました。 欲に駆られようが証拠隠ぺいを図ろうが、自分の命を喪う可能性を自ら高めていく行為は、普通あり得ないよなー。 でも、それを別として見ると、面白かったです。 限られた人間関係の中で、誰が敵で誰が味方なのかわからない。 というか、主人公自身が、自分の立ち位置をわかっていない。 何があっても怪しいし、なにを言われても怪しい。 動けば動くほど何者かにからめとられていくような閉塞感が心地よい。 そして文章が読みやすいので、ぐいぐい読み進められる。 結末は、誰も幸せにならないような気がするのだけど、どうなんだろう。
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一般人では一生涯足を踏み入れる経験がない極寒の地。 そんな特上の閉鎖空間、特殊な舞台背景を丁寧に扱っているのは良かった。 しかしその特殊環境の設定だけが売りの気がしてならない。 それ以外の人物達の動かし方も動機もトリックも何もかもに特筆性がなく、 ありきたりな殺人、過去の確執...
一般人では一生涯足を踏み入れる経験がない極寒の地。 そんな特上の閉鎖空間、特殊な舞台背景を丁寧に扱っているのは良かった。 しかしその特殊環境の設定だけが売りの気がしてならない。 それ以外の人物達の動かし方も動機もトリックも何もかもに特筆性がなく、 ありきたりな殺人、過去の確執と恨みの怨嗟のあれやこれやを極寒の地でやりました。 というだけで、この作者さん自体が舞台装置だけで食っているような作家さんにしか感じられなかった。残念。
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