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古今的表現の成立と展開 研究叢書375
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 和泉書院 |
発売年月日 | 2008/08/25 |
JAN | 9784757604599 |
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古今的表現の成立と展開
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目次 序 新間一美/凡 例/はじめに 第一章 古今的なるものの生成と展開 第一節 「花がめに桜の花を挿す」考―藤原文化の萌芽一、はじめに/ 二、古代日本の花の扱い/ 三、家持の四一五一番の歌について/ 四、古代日本の仏花/ 五、古代中国の折枝/ 六、邸内の桜から室内の桜へ/...
目次 序 新間一美/凡 例/はじめに 第一章 古今的なるものの生成と展開 第一節 「花がめに桜の花を挿す」考―藤原文化の萌芽一、はじめに/ 二、古代日本の花の扱い/ 三、家持の四一五一番の歌について/ 四、古代日本の仏花/ 五、古代中国の折枝/ 六、邸内の桜から室内の桜へ/ 七、花瓶から花瓶へ/ 八、結び/ 第二節 「花の鏡」の歌―新歌材の受容 一、はじめに/ 二、呪的な鏡から映す鏡へ/ 三、日本漢詩に見える鏡表現/ 四、鏡と塵/ 五、鏡と梅/ 六、鏡の比喩としての水と鏡と花/ 七、「年をへて」と「年ごとに」/ 八、結び/ 第三節 納涼詠の生成―新歌材の受容と展開 一、はじめに/ 二、『万葉集』における涼感の表現/ 三、『古今集』における「涼し」/ 四、納涼詠の始まり/ 五、『拾遺集』から『後拾遺集』時代の納涼詠/ 六、納涼と屏風絵/ 七、結び/ 第四節 「天河紅葉を橋にわたせばや」の歌―古今的美意識の表現 一、はじめに/ 二、「天河紅葉を橋にわたせばや」の解釈/ 三、中国の七夕伝承/ 四、日本漢詩における鵲橋伝承の受容/五、和歌における鵲橋伝承の受容/ 六、「天河紅葉を橋にわたせばや」における「橋」と「舟」/ 七、結び/ 第五節 「心ざし深くそめてしをりければ」の「をり」考―古今的調べ 一、はじめに/ 二、「をり」の注釈史/ 三、「心ざし」について/ 四、梅と鶯の取り合わせ/ 五、結び 第二章 古今集時代の歌語の基盤と生成 第一節 「馬なめて」から「駒なめて」へ―体制の変容と歌語 一、はじめに/ 二、古代社会における馬文化/三、『万葉集』における「馬なめて」/四、古今集時代の遠出/五、『古今集』における「駒なめて」/六、結び/第二節 「わび人」の周辺―六歌仙時代の歌語 一、はじめに/二、『万葉集』における「わび人」/三、『古今集』における「わび人」/四、貫之とその周辺の「わび人」/五、九八五番の「わび人」/六、日本漢詩における厭世者表現/七、結び/第三節 「さみだれ」生成と基層―季節と歌語 一、はじめに/二、友則の「さみだれ」歌の周辺/三、貫之とその周辺の「さみだれ」歌/四、躬恒の「さみだれ」歌と「家持集」の「さみだれ」歌/五、時候表現としての「さみだれ」/六、当代人の「さみだれ」の時節意識/七、結び/第四節 「七夕の涙」考―説話の受容と歌語 一、はじめに/二、中国の七夕詩と『万葉集』の七夕歌/三、七夕の「涙」の歌/四、織女の涙と白露/五、鮫人説話と涙の玉/六、結び/第五節 「涙の玉」考―説話と仏典の受容と歌語 一、はじめに/二、鮫人説話/三、九世紀後半における鮫人説話の受容/四、漢文学における涙表現/五、歌語「涙の玉」の成立/ 六、別れの涙と衣裏珠説話/七、結び 第三章 漢詩と和歌の世界 第一節 『古今集』における黒髪詠の断絶と白詩 一、はじめに 二、『万葉集』における黒髪/三、「黒髪」詠の断絶と復活/四、主として六朝詩における「黒髪」/五、白詩以前の唐詩における「黒髪」/六、白詩における「黒髪」/ 七、日本漢詩における「黒髪」/八、黒髪から白髪へ/九、貫之周辺の髪の歌/ 十、結び/第二節 貫之の「老い」を鏡に映し見る歌と白詩 一、はじめに/二、映す目的を素材とする和歌と詩/三、『白氏文集』における鏡を詩材とする詩/四、貫之の歌における白居易の影響/五、結び/第三節 「雁」の詩と「かり」の歌 一、はじめに/ 二、万葉・古今の「かり」/三、中国詩の「雁」/四、日本漢詩の「雁」/五、漢詩と和歌の表現の位相/六、「かり」の歌の変容/七、結び/第四節 『土御門院御集』における「詠五十首和歌」 一、はじめに/二、「詠五十首和歌」?Tと?Uの概要/三、「詠五十首和歌」?Uの句題「竹亭陰合偏宜夏」の作者表記/四、「詠五十首和歌」?Tと?Uの句題の対比/五、結び/第四章 古今集時代の漢詩世界 第一節 平安前期の納涼詩の世界 一、はじめに/二、中国における苦熱詩と納涼詩/三、日本における納涼詩/四、結び/第二節 島田忠臣における納涼詩 一、はじめに/二、忠臣の「夏日納涼」詩/三、忠臣の精神世界/四、結び/第三節 「風新柳の髪を梳る」考―都良香の世界 一、はじめに/二、内宴における宮女の姿態/三、万葉・古今における柳の詠/四、結び/第四節 菅原道真の「逍遙」をめぐって―道真の思想 一、はじめに/二、中国における「逍遙」/三、日本における「逍遙」/四、「山家晩秋」詩/五、白居易における「逍遙」/六、結び/おわりに/和歌索引/漢詩索引/書名・人名索引
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